前日情報へ戻る



  【中山3R】
注13.ソルトキャスケード

 指数上位はそれなりにマイル・時計性能もありそうで、まずはそっちから考えるべきレースでしょう。相手の1頭として注目したいのはソルトキャスケード。おそらく初戦の札幌の時よりはずいぶんデキがよくなっているはずで、体型的にも1200mは気持ち短め。ブリンカー+かなり強いハミをしていて、気性的には危ない印象もありますが、未勝利ならどこかで通用しても良さそうに思えます。徐々に良くなっているのかもしれませんが、中山でディープ産駒を強調するのもちょっと怖いですし。


  【中山10R】葉牡丹賞
◎2.メイショウオオゾラ
○12.プルスウルトラ
▲8.トーセンケイトゥー
▲9.アッパーイースト

 現時点では結構良いメンバーが集まったように思うんですが。メイショウオオゾラは新馬でトーセンケイトゥーに負けてますが、ハナ拘らず、先行力があるメイショウの方を中心に考えたいです。東スポ2歳は前2頭が飛ばす形。3番手以下の集団は少し間を開けて追走していますが、結果的には差し追い込み勢が上位を占めました。若干掛り気味だったアッパーイーストは伸びを欠いていましたが、粘りとしては十分。トーセンケイトゥーも後方から良く伸びていて、まだ余力はありそうな雰囲気でした。ある程度レベル高いところを経験してきた強みは活かせてもいいかもしれません。それらに対抗する馬とするならプルスウルトラ。初戦はドスローを2番手から抜けた内容。完全に相手に合わせていたので時計は平凡ですが、しっかりキレ味はありそうですし、走りを見ても能力はありそう。葉牡丹賞は例年スロー気味なので、現時点でHペース経験がなくても別に良いでしょう。良い馬は関西馬から、ということで。


  【中山11R】ステイヤーズS
◎4.フォゲッタブル
○5.トウカイメロディ
▲7.ネヴァブション
注9.ジャミール
△8.ロードキャニオン

 ステイヤーズSとダイヤモンドSの両方を勝った馬というと、最近ではダイタクバートラムがいますが、この馬のときは東京競馬場が改修中で、ダイヤモンドSは中山で行われたものでした。中山のステイヤーズSと東京のダイヤモンドSの両方を制したフォゲッタブルは真性の長距離ランナーと言えるでしょう。つまり2400mでも距離が短いと。58kgでも中心なら。トウカイメロディは菊花賞でもよく伸びていて、長距離適性もありそうですし、スタミナは確か。他より2〜3kg軽いのを活かせれば。ネヴァブションは以前2着したことがあります。毎日王冠、天皇賞(秋)と、明らかに距離不足のところで掲示板を確保しているのは立派過ぎます。デキも悪くないようですし、中山自体も得意です。
 ジャミールは阪神大賞典の2着があって、大分人気を引きずっています。スタミナお化けのトウカイトリックの2着ですから、確かにスタミナはあるんでしょうけども、小柄な割には結構不器用な馬で、内回り2周のこのコースだとどうでしょう。雨含みの馬場とはいえ、開幕週ですし、あまり隊列上後手に回ってしまうような馬は中心には見たくない気持ち。

 コスモヘレノスはかなり箱の大きなタイプなので、長距離は良さそうですが、アルゼンチン共和国杯が51kg。定量だとやや分が悪そう。エアジパングやモンテクリスエスの入着歴がある馬を拾っても良いんですが、あえて穴ならまだ何も示していないような馬を。ロードキャニオンは結構いつも上位、または上位僅差の上がりを使っているのに届かない、というレースを続けている馬。距離が向いているかもしれない1頭という位置付けで。





前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||