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【東京7R】
◎9.ミヤビファルネーゼ
○4.リンゴット
▲3.ベリアル

 東京コースだというのに、どの馬の履歴も上がり性能が低すぎ。ミヤビファルネーゼは血統的には確かに一抹の不安がありますが、示している上がり性能は上位のはず。さすがに共同通信杯とかの重賞ではどうにもなりませんでしたが、ここなら。あとはショウナンカライスがどれほどのペースで逃げるのか。速くなればベリアルに、遅くなればリンゴットに向く流れかなと。


【東京11R】青葉賞
◎10.トーセンレーヴ
○16.リフトザウイングス
▲12.ショウナンパルフェ
注13.ギュスターヴクライ
△4.ウインバリアシオン
△9.ショウナンマイティ
☆11.ヴァーゲンザイル

 皐月賞ではオルフェーヴルが61でトップでした。このメンバーは今の所60に達していませんが、ダービーに向けた視点だと、皐月賞よりも面白い馬が揃った印象です。そういう意味では皐月賞以上に悩ましい。
 まずはトーセンレーヴ。たまたま毎日杯を見る機会がありましたが、小柄ながらもバネの効いた筋肉があって、後肢の運びも速い。良いスピードを持っている馬だと思います。これは単純にモノ評価。次に評価したいのはハーツクライ産駒。リフトザウイングスはスプリングSがさっぱりだったのがよく分かりませんが、馬体の良さは世代屈指。当然距離は伸びたほうが良く、キレ味も東京スポーツ杯2歳Sで示しています。スタート悪いのだけは不安ですが。ギュスターヴクライ、ウインバリアシオン、ショウナンマイティの弥生賞組も、当時は内有利馬場でありながら、外回して僅差の競馬。広いコースに変わるのはプラス。ただ、スタミナ面は評価できるものの、スピード面では、やや不安が残る馬でもあります。
 そこで、間にショウナンパルフェ。デビューはオルフェーヴルと同じ新馬。当時もパドックではこの2頭だけが素質上位と言える存在。まだ腰に甘さが残っていますが、あまり太めに見せるタイプでもないだけに、さすがに500kg台は重かったと思います。一叩きの上積み期待も込みで。ヴァーゲンザイルも馬体良く、上がり性能も東京で示している馬ですが、さすがにそのときの時計が遅すぎ。また、馬体が良くてもまだ完成されていない印象があるので、まだまだ成長必要な馬だと思っています。そういったものがここに来て追いついていれば。





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