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【中山1R】
◎7.レオアクティブ
○1.エキゾチックバニラ

 まずはレオアクティブ。アドマイヤムーン産駒で良いバネのありそうな動きを見せていました。一方、鞍上の松岡騎手がこの開催(それより前からかも)かなり不調の様子。降級馬に乗っても掲示板から居なくなってみたり、抜けた指数の馬に乗っても2〜3着争いで追い負けしてみたりと、ちょっと信頼し辛い状態です。レオアクティブが再び出遅れるようなことがあれば、エキゾチックバニラの逃げ切りも考えます。開幕週は雨の影響もあり、発表よりも重めの芝状態で行われたもの。背が低めのピッチ走法で軽いスピードで押したいタイプなだけに、スピードが殺がれる馬場はマイナス。きちんと乾いている馬場でならもう少し走れそう。


【中山8R】
◎2.トレジャーチェスト

 カンマビートが2着だった前走、指数を見ても、トレジャーチェストが取消していなければ、勝っていたと思えるくらい低レベルでした。1800mでの負けも横山和騎手が乗っていたということがありますし、1800mでもまだ見捨てるのは早計。カンマビートがオッズを引っ張ってくれれば他の指数上位馬で上手く組み合わせられそうですが。


【中山11R】ラジオNIKKEI賞
◎10.フレールジャック
○2.カフナ
▲8.プランスデトワール
注13.ショウナンパルフェ

 このレースがハンデ戦になって以降、トップハンデ馬は全滅。そういうデータはあるんですが、ショウナンパルフェは先行力有り、中山も大丈夫。ダービーは馬場とペースが堪えましたが4角までは見せ場十分の内容など、トップハンデとクラシックを戦ってきた疲労以外は特に割り引く材料がありません。福島で行われるとスタミナ要素が求められてきますが、中山だとどうなるのか。土曜も前有利の傾向がありますし、トップハンデでもあまり引かずに押さえておきたいところです。
 ハンデも手ごろで上昇余地が期待できそうなのはフレールジャック。デビューが遅いだけに負かしてきた相手は弱いですが、キレ味あり、消耗戦でも押し切れる体力有りと、まだ底を見せていないように見えます。頼れる騎手が少ない今の中山において、福永騎手の遠征は頼もしい限り。斤量差や内枠も上手く活かせそうなカフナは無難な線。1800mということで多少スピード面での不安はあります。
 プランスデトワールは体型的にはマイラー寄りですが、1800mもこなせる範囲。それよりコーナー4回で上手く溜めが利くかどうか。新馬で札幌1800mは勝っていますが、さすがに素質でなんとか出来るレベル。スピードが求められるレースになるなら、むしろ評価は上げて行きたい馬です。





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