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芝は昨年ともまた違う印象。展開によってはスタミナ要素も必要にはなってきますが、きちんとスピードがあるということがまず必要条件。キンカメよりはサンデーという感じですね。


  【新潟7R】
◎12.ヒカルウインド

 キングカメハメハ産駒がイマイチで、逆にサンデー系が優勢の差としては、最後のキレの差にあるように見えます。加速では負けないんですが、良い脚が長続きしません。あるいは余力はあっても、もう一段ギアが上がらない。なので、最後はサンデー系に負けてしまう。もちろんサンデー系のキレと言っても、脚の使いどころは各馬違うだけに、一概には言えませんが、とにかく、脚の速さがあまり活きていません。そうなるとキンカメ産駒の硬さが、サンデー系のしなやかさに勝てないのではないかと。ラロメリアはそれなりのスピードとスタミナはある馬ですが、小柄で脚も速い方。中山のような短い直線では加速の速さを活かし上手く立ち回れますが、今の新潟ではキレ不足になる可能性も十分。それならここはサンデー系であるヒカルウインドを中心に見たいと思います。


  【新潟11R】
◎3.エーシンヴァーゴウ
○14.シャウトライン
▲10.ストロングポイント
注12.エーブダッチマン
△8.マヤノロシュニ

 春の新潟の成績というのは必ずしも直結しないのは、大きくは馬場のせいなんですが、今年に関しては、土曜も閃光特別できちんとスマートムービーが勝ったように、ある程度は共通点もあるのかもしれません。すると、重馬場で行われたわりには、時計が優秀なルミエールS組みはハイレベル戦だったのではないかと。内容として前が苦しくなったところを差し込んだストロングポイントよりは、他の2頭を上位にしておくべきかと思います。
他では、主にマヤノロシュニの見直しと、初1000mでのエーブダッチマン。スピードは通用するはず。あとは時計や体力的なものがどこまで通用するか。土曜の500万下で54.8秒だったので、マヤノロシュニは1秒弱は時計を詰めないといけないので若干苦しい立場。
 とにかく57kg以上を背負う馬が苦戦するレース。ヘッドライナーの58kgは言うに及ばず。ジェイケイセラヴィでさえ、昨年は56kg。しかも、休み明けとはいえ、デキが良いことは分かっていましたが、今年に関しては大きな強調点もなさそうなので。





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