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札幌11R
札幌2歳S
◎12.マカハ
○6.ゴールドシップ
▲7.マイネルロブスト
▲10.ニシノスタイル
△1.トミケンユークアイ

札幌は一足早く秋をすっ飛ばして冬気配のようですね。最高気温が12〜13℃レベルだとか。
そりゃ馬だって体も硬くなって冬毛も出るでしょう。おまけに馬場があんな…馬がまともに前に進まないボコボコの荒れ方。
いつもの秋の感覚、あるいは本州の気候のような感覚で、『使う毎にグングン良くなる若駒』みたいな扱いしてると足元掬われると思うんですよ。

グランデッツァは実際馬体見ている人たちはかなり持ち上げてるようで、人づてに聞くたびにいい話しか入りません。
そりゃあ確かに素質ある馬なんじゃないですか?いや見てないので知らないですけど。
けど、そう言う格目線なら、自分はロジユニヴァースの時の方が自信持てました。雨で馬場が重になるならなおさらです。

何より、冬場で調整の難しい時期、半端な時期の新馬を落としたために札幌2歳までに難しくなってしまったローテ。
これもロジユニヴァースとはシチュエーションが違うよなと思える所。
新馬を勝った後もしばらく栗東留学していて、函館BWで1ヵ月?ほどずっと乗りこんでて万全の態勢と言っていいチャレンジだったのがロジユニヴァース。
いい未勝利を何とか見つけることが出来て楽勝ではあったものの、函館が閉鎖になりこの中間は急激に気温が低下する中、馬なり軽めで流した1本しかやっておらず現状維持がやっとというのがグランデッツァでしょ。
新馬を勝てたマカハは、調教ペース上がるのが結構遅かったようですが、直前にビシッと古馬条件戦馬並みのタイムで追い切れててやっと間に合った…と言う気配ではあります。
勝つべき場面で勝てたからこそ、調整も間に合わせることが出来たのがマカハ。
ムダにチャンスを失い半端な時期に出ざるを得ず、調整不十分で半端な状態で戦わざるを得ないのがグランデッツァでしょ。
コーナー4回の距離で冬の重馬場なのにこんな馬買うの嫌ですよ。POでも無理ですわ。疲れがなくたって中間の鍛錬成長はないでしょ。

ゴールドシップやマイネルロブストら、札幌2歳に向かう上で王道と言えるローテを使ってきている馬は、レースが低レベルだとしても1週前に既にビッシリ追い切れていて準備万端。
将来性や能力が物足りないとしても、こう言う部分で大きな差が出るんですよね。
これから臨むレースの質が、特殊でタフな場面であればあるほど、こう言う過程を疎かにしちゃダメでしょ。

調教の動きが非常に良く見えたので、配当面の期待はニシノスタイル。
中間過程が万全でまあ勝つかなと言うセンスのいい動きしているのがマカハ。
で、及第点の動きでローテが真っ当、札幌王道ローテを使ってきているゴールドシップとマイネルロブストを素直に。
放牧帰りで随分馬が良くなっていたトミケンユークアイは後ろ髪ひかれますが…。

阪神11R
シリウスS
◎5.キングスエンブレム
○9.ヒラボクワイルド
▲1.タナトス

良く良く考えたら、自分がキングスエンブレムの調教褒めたことがなかったので、あのぐらい褒めてたら(100倍ブログの調教評価)随分良くなってきているのか?と思い返しました。
厩舎ランクの上昇度でも1番手になりますし、今回は相手の弱化度合いがかなり凄いです。このメンバーはタガノロックオンやタナトス含めて、まともに重賞勝てる馬いませんからね。
ピンナなので酷い乗り方してアッサリ負けるとは思ってますが、印打つならこの馬しかいません。
シリウスSの連覇は過去にないというのも知ってますが…。

注目しているのは調教が結構良かったヒラボクワイルド。
この馬単純にモノが良くて、準オープン勝つまではほとんど大崩れしなかった馬です。
そしてオープンに上がってからの成績もちゃんと見ると、全く実績なしの函館1700mの上に、前走はレコードタイムが出たマリーンSです。
ランフォルセは次に重賞を勝ち、3着のメダリアビートも次走重賞好走馬相手にオープン戦を勝ち上がってます。
マリーンSはかなりレベルの高いレースだったことは間違いないんです。
あのレースで先行して負けたというのは、必ず次に繋がるはず。そもそもこの馬1700mがいいタイプでも決してないでしょうし。鞍上強化もいい材料なのでは?

フサイチセブンは前走小倉絶好調だった川田騎手が上手かっただけで、決して絶好調になんて戻ってません。
距離延びて良いのは確かなんですが、人気を背負う根拠に乏しいですね。
今年のダート3歳世代は、まともに古馬相手に通用するレベルではないので、こういう初対戦の場面ではずっと消して行きたいんですが…。
タナトスが52kgなら、こっちはケアしておきたい所。タガノロックオンは阪神1800mが得意なだけでは?この距離にまで延びるとさすがに長いでしょう。

中山11R
韓国馬事会杯
◎1.ダイワファルコン
○5.ニシノメイゲツ
△12.ギンザボナンザ

骨折明けで転厩初戦、古馬になっても性能アップがなく、むしろ衰えるだけのアグネスタキオン産駒のリルダヴァルにいい材料がありませんね。
母ヴェイルオブアヴァロンの仔は馬体だけならみんなマイラーのバランスに見えるんですが、誰しもがマイル走りませんね。面白い所です。
マイルで軽く切れる走りが出来ないのに、重賞好走している分でハンデを背負ってしまうプレイも外します。

そしたら、もう斤量背負う方の馬しか残りません。ここは素直に。
ダイワファルコンは中山なら全く問題ないでしょう。仕上がりもどうやら良さそうなので。
前走先頭への立ち方が良かったニシノメイゲツは、距離短縮の今回が買いでしょう。
ギンザボナンザは力認めて素直に。






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