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【中山11R】朝日杯FS
◎4.マイネルロブスト
○3.アルフレード
▲16.ダローネガ
注6.スノードン

 阪神JFに続き、こちらも難解。そう感じさせる大きな要因の一つは、やはりダローネガとレオアクティブの能力上位馬がまさかの8番枠に入ってしまったこと。土曜はマイルが3鞍組まれ、外枠での決着もありましたが、枠というよりも、展開と、内枠に力の足りそうな馬が居なかったということも影響してのもの。

 ひとまず、内枠からなら中心に考えるのはマイネルロブスト。時計が掛かる状況が得意で内枠でも器用な立ち回りができ、中山も大丈夫。東スポ2歳Sを馬場の所為と度外視すれば、ほとんど傷の少ない履歴でもあります。札幌2歳Sは勝ちに動いた分、最後2着も失いましたが、強い内容であることは確か。今回は内枠でロスのない競馬も期待できるので、無難なところだと思います。

 アルフレードはおそらく、今回のパドックで見比べても、素材1番手になりえると思ってはいます。ただ、いくら中山マイルを新馬で勝っているとはいっても、そこはやはりシンボリクリスエス産駒の大型馬。当時は真ん中くらいの枠から馬群の外めをスムーズに追走できてのもの。加速の面でも、全2戦と比べれば、相手は段違いのに強くなるだけに。コースとしては内枠は有利でも、この馬にとって今回の内枠は必ずしもプラスとは言い切れません。ロス無く、に拘るよりも、スムーズな競馬を心がけて欲しいところ。

 相手としてならダローネガも筆頭扱いで考えても良いと思います。今年はペースが上がりそうな要素が少なく、スロー気味に流れるなら、外枠からでも先行できますし、早めに内に入れればロスも抑えられます。デイリー杯は出遅れて、ロスが全くなかったクラレントに競り負けただけですし、新潟2歳Sは内側が終わってた馬場で1番枠でした。今回もですが枠運がないのか・・・。何がなんでも逃げというメイショウボーラーでも2着には残せるわけですし、力が違うと思う人は大外枠でも軸扱いくらいはしてもいいのではないでしょうか。

 スノードンは適性とは違う視点。夏の2戦の負けからは、萩Sを勝つなんて全くイメージできません。それがきっちり勝ち切ったのは、間を空けたことで馬が変わってきた、良くなった、ということなんでしょう。線の細いタイプで、どちらかというとスタミナ寄りの馬体に感じますが、これだけの成長が見られるというのは、他の馬には無いポイント。ただ、このレースは将来性より完成度が必要なレースなので、スピード負けは想定の内。



【中山12R】中山ウインターP
▲1.フェイマステイル
▲6.クィーンズバーン
○8.アドマイヤセプター

 この相手とハンデならアドマイヤセプターを引き続き、と行きたいところだったんですが、せっかく増えた馬体重がここ2戦、減り続いています。使い減りするタイプなのか、体質は弱いままなのか。脾腹はスッキリ見せても、トモの筋肉量が落ちていたわけではなかったので、前走時はまだ評価できましたが、当然これ以上は減って欲しくはない。アドマイヤセプターが取りこぼすとしたら、内枠で立回れるフェイマステイルや、軽ハンデのクィーンズバーンの前残りなど。





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