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中山10R
安房特別
▲6.スーサングレート

スーサングレートは、昨年も同じ時期に体調を上げてきて、タフな馬場でピンポイントで激走して、足腰を痛めてしばらくスランプ…みたいなローテーションでした。
前走の皿倉山特別を見るに、今年も大分復調して来ての出走になるようです。
金曜日の軽い雨が残っていればなお良し。とにかく、差し馬が自由自在できない馬場状態になるのが理想。


★本日のメイン

阪神11R
コーラルS
▲11.タマモトッププレイ
▲5.ヒラボクワイルド
▲13.コウセイコタロウ
△2.アドマイヤサガス

地方交流重賞は、もう大抵の出走枠を一部の馬が固めてしまっているので、中央短距離重賞も落ち着いた昨今、もうちょっとダートオープンもそこそこの馬が集まるかと思いきや、思ったよりも手薄ですね。
大半が前走準オープン上がりの馬ばかりです。昨年のコーラルSとは、随分雰囲気が違います。
オープンで負けた馬同士の組み合わせなら、前走の内容見直し比較でいいのですが、芝ダート関わらず準オープン→オープン戦はIDMを10近くガツンと上げてくる馬がやたらと出てくるものなので困りものです。
しかも大半が放牧帰りでもあり、脚質一変も考えられそうな馬も多く、これは当日見てみないと分からないと言うのが正直な所。

ここはいくつか、自分が近走を見ていた中で面白いと思える馬を選んでみます。
まずタマモトッププレイは、すぐオープンで通用する器のはず。ダートは1戦1勝。兄のタマモホットプレイも、大スランプに陥った後のダート転戦の成績を見れば、そこそこやれた方。
ダートの方が走るとは言いませんが、高いレベルでこなす可能性もあると思います。
前走が3連勝+遠征疲れも考えられるタイミング、立て直して最初のレースがここで、なぜかBBが打たれてるというのはポイントでしょう。
厩舎の情報筋ではダート問題なしと思われているのかも知れないです。
ヒラボクワイルドは、阪神ダート1400mはベストに近い距離のはず。
しかし武蔵野Sで見せ場を十分作った後のギャラクシーSは、鉄橋鉄を履いてきたように中間不安がありました。
ここでちゃんとそれなりの力を見せていれば、馬柱の内容的に、今回マルカフリートと同じぐらいの人気馬になっていたかも知れないのです。
相変わらず追い切りは抜群に動いているようなので、季節が変わって体が楽になったとたん走ると言うこともあり得ます。
コウセイコタロウは、小倉大賞典を一度挟んだ後、ダート戻り…を狙っていたはずですが、3月9日の適距離ダートのポラリスSで除外を食らいます。
しかしそれで優先権をもらってここ、と言うローテーションのはず。追い切りではかなり良い反応を見せていたので、このメンバーなら十分チャンスはあるのでは。

中山11R
船橋S
◎14.ヤマニングルノイユ
○9.トウショウフォアゴ
▲13.ミッドナイトクロス
▲15.ジャーエスペランサ
△16.テープカット
△10.シルクウェッジ
△7.エトピリカ

準オープンで通用したような形跡が見当たらない馬ばかりで、体調良化やトラックバイアス影響で大幅に結果が左右されそうなメンバーですね。

今の中山の芝は、もうボロボロの内側を通った方がマシとは言え、それはコーナーが近く前半のペースが緩み、ある程度道中の位置取りを操作する余地がある1600m以上での話。
スタート直後からかなりの下り坂で最初から全力のスピードを出さざるを得ず、コーナーが1度しかない1200mは、内枠の馬が何とかできる余地がないと思います。
内側が見事にボロボロでほとんど砂浜に見えるような芝になっていますし、それが内から5頭分ぐらいに広がっているんです。A→B仮柵移動の3m程度では到底隠れません。
むしろ外に広げると、外枠の馬の方が展開の選択権があるぐらいじゃないでしょうか。
この距離に関しては、前半の下り坂の時に、まだ緑色の芝の部分を通れる外枠が圧倒的に有利でしょう。

狙いは、前走のアクアマリンS(転圧影響で断然内枠有利)の時にG1並みのハイペースで攻め、逃げポジを奪えず外に振られながら、直線大バテしてなかったヤマニングルノイユ。
中山コースの芝なら掲示板を外したことがないトウショウフォアゴ、本質的に瞬発力がゼロで露骨に堅い馬場待ちだったミッドナイトクロスを筆頭に、外枠で固めたい所。






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