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【東京6R】シンザンC
◎18.シンデレラボーイ

 きちんとスピードのあるタイプで馬体的にも上位。距離も1400mの方がベスト。休み明けだが仕上がりさえまともなら。


【東京10R】東京優駿
◎8.ロゴタイプ
○9.エピファネイア
▲1.キズナ
△5.メイケイペガスター
△7.ヒラボクディープ

 今年の世代はクラシック本番が始まる前までは大混戦と言われていた。しかし、牝馬路線とマイルCこそ荒れる結果となったが、こと牡馬路線の皐月賞では1〜4番人気がそのままの順で1〜4着。これを「たまたま」と捉えることはできない。それは皐月賞がコースレコードを記録する中身の濃い一戦だったからだ。その証拠に、上位2頭のロゴタイプとエピファネイアは60台に指数を伸ばしてきた。このタイミングでも確り成長しているというのはダービーでは大きく評価したい。ここでは安定感を取ってロゴタイプを本命にする。確かに上り性能では他馬に劣る面はある。鞍上も東京コースは苦手としているようだが、この春の東京開催の芝で2勝し、ある程度は掴んできている節はあり、期待はできると思う。
 エピファネイアも大きく評価は落とさない。むしろ、距離適性を考えれば体型的にはこちらに分がある。一方で、気性に課題を抱えているだけでなく、どうやら中間にはソエも出ているようで、直前の追い切りも軽め。馬体写真を見ても確かにソエは確認できる。しかし、馬体そのものは仕上がっている様子で、必要以上の減点はしない。
 キズナは一度はラジオNIKKEI杯2歳Sで完敗した。しかし弥生賞では僅かなコース取りの差が出た形で、0.1秒差の通り、ほとんど差のない競馬ができていた。この辺りは成長と捉えてもいいだろう。しかし、毎日杯、京都新聞杯はそれほど指数を伸ばしてこれなかった。確かにどちらも完勝の内容だったが、相手が弱く、そのくらいのパフォーマンスは見せてくれなければ困るというレベルの相手関係だったのも確か。皐月賞組を逆転するにはさらなる成長が必要だが、その成長を見せてしまうのがディープインパクト産駒でもある。速い脚はないが、極端なスローペースでなければ追い込んでこれるだろう。
 他で気になるのはやはりメイケイペガスター。折り合い重視とはいえ、前走の位置取りはあまりにも後ろ過ぎ。あれではレースに参加していないようなものだ。それで上り最速を出したからといっても大して価値はない。逆に、共同通信杯の時のような折り合ったレースが出来れば、上位に食い込む余地はある。このタイミングでの乗り替わりはマイナスだし、本質的に気性難は買いたくないが、注意だけはしておく。トライアル組みはハッキリ低レベルと言っていいだろう。青葉賞勝ち馬のヒラボクディープだけを抑えておく。


【東京11R】ワカタカC
◎10.ピグマリオン

 1200mだと少々距離不足感がある。速い脚が活きる馬場なだけに、この馬に状況は向いていると思う。


【東京12R】目黒記念
◎11.カフナ
○5.カポーティスター
▲4.ムスカテール
注8.アドマイヤラクティ
△16.ルルーシュ

 時計は速くなることが多く、ダービーとは違い、瞬発力よりも持続力が求められる傾向が強い。ならばここはカフナに期待してみたい。指数は足りないが、とにかく好調期間が長く、OPさえも壁にならなかった。今の充実度なら伸びていけるのではないか。天皇賞(春)組ではカポーティスターとムスカテールを。どちらも好走するところと負けるところが同じで、非常に似た適性をしたタイプ。一応直近では日経新春杯、日経賞、天皇賞(春)と全てでカポーティスターが先着している関係は押さえておきたい。





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