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★本日のメイン

阪神11R
安芸S
◎2.ナガラオリオン
○8.タイセイファントム
△4.シゲルソウサイ
△15.キモンレッド
△11.トーセンナスクラ

人気はナガラオリオンとキズマがダントツのようですが、安定感で買うならナガラオリオン。
今まで阪神コースで好走したことのない馬なのは事実ですが、唯一の降級馬である強みはかなり大きいはず。パドックも良かったですし。
しばらく京都開催はないので、この後どのローテーションを探しても京都の時ほど良い番組はありません。
まあここは、力上位を素直に信じます。

キズマは確かに前走高いIDMを出したんですが、相手が弱化してのスンナリの逃げで最高パフォーマンスを出した馬ほど、信用は置けないもの。
2番手で普通に抑えが効くタイプのはずなのに、準オープンでテレテレだったのは、やはりある水準を超えて速いペースで進むと、なし崩しに脚を使ってしまってタメが効かなくなるタイプだからでしょう。
変なローテーションの格上げ挑戦で、人気過剰と感じる時ほど消すべきです。

その他の馬の期待は、3走前に良い競馬をして見せているタイセイファントム。
2走前は先行勢総崩れ、前走も直線で包まれてリズムを切られたもの。キズマの真後ろで脚を溜める流れで、今度は上手くいくはず。
その他も、IDMで56以上を過去に出したことがある馬だけ拾っておきましょう。

東京11R
アハルテケS
◎14.スズカセクレターボ
○15.タガノロックオン
▲2.ハートビートソング
注9.ダノンカモン
△8.サンライズブレット

一昨年のオアシスS、昨年のアハルテケSは前日〜当日にかなりの雨が降って、ビシャビシャに近い不良馬場になったもの。
今年は夜半に少し雨があったようですが強いものではなく、土曜の日照もあるのでパサパサに乾いていることでしょう。
今までの「フェブラリーS並みの高速決着必至、スタミナ要らずでスピード性能だけ」という競馬にはならないはず。
そう言う馬場になって初めて、準オープンからの格上挑戦軽ハンデ馬が、分の良い勝負ができるようになります。
ある程度先行馬にせめぎ合いがあり、直線で脚が止まる条件にならないと、ハンデ戦である前提が覆りますからね。
格上挑戦の馬が足りるには、ハンデ戦らしい競馬がちゃんと行われる条件が揃わないといけません。今回は揃うだろうと。

そうして初めて、スズカセクレターボを評価します。
前走は坂上になっても脚を余しそうな位置にいて、最後にズバッと隙間から交わす余力十分の内容。
抜群の返し馬でしたし、まだまだ上でもやれる馬だと感じています。外枠を引いてこのメンバーでも推定上がり2位、追い切りも強化された過程。
これなら評価してもいいでしょう。先行馬の評価を馬場状態と展開で下げるからこその追い込み馬評価です。

タガノロックオンは、マイル実績が今までないのですが、この府中ダートマイルは外枠決着になった2012年フェブラリーSで、2枠から6着だった時のもの。これだけでも全くダメというわけではないと思われます。
オープンに下がると滅法強いタイプで、このメンバーでIDM◎。揉まれない外から運ぶ流れもいいでしょう。自分は差し馬有利の展開だと見ているので。
後はハートビートソングの好調ぶり、ダノンカモンのこの条件での安定感、サンライズブレットの勢いを評価します。

ナムラタイタンは未だに後肢の鉄橋鉄が外れません。
前走が厩舎2頭出しの勝負だったんでしょうし、脚元に負担が掛からない脚抜き良い馬場向きなので、この良馬場で背負わされる立場なのはいかがなものかと。
この条件で強い馬なのは確かなんですけども、一昨年や昨年よりも条件が合わないと見て下げます。
アイファーソングやブライトアイザックも、自分の想定の条件では全く用がないので外します。






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