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中山9日目11R スプリンターズS(G1)

 昨年のこのレースを制し、香港スプリントを含めG1を4連勝中のロードカナロア。セントウルSではハクサンムーンのマイペースを捕らえ切れず2着に敗れたが、ひと叩きされ型通りに状態は上がり、磐石の構えだ。しかし、サクラバクシンオー以来、スプリンターズSで連覇を成し遂げた馬はおらず、短距離界には敵なしでも、路線変更のG1馬がロードカナロアの牙城を崩す可能性は十分ある。

 ◎はグランプリボス。掛かる気性ながら1400m、1600mでも終いは確実に伸び、G1・2勝を含む重賞5勝をマークしている。いよいよ1200mに挑んできたが、初の1200mに対応できるよう、1週前にCウッドで前半からビシッと追われ、最終追い切りは坂路で4F50秒4を叩き出し、久々を感じさせない迫力とともに、思う存分走らせた印象を受けた。打倒ロードカナロアは十分叶えるだけの態勢は整い、内枠でも土曜の中山の芝は内を避ける馬が多く、直線はバラける展開になるだけに、閉じ込められる心配もない。

◎グランプリボス
○ロードカナロア
▲ハクサンムーン
注ドリームバレンチノ
△サクラゴスペル
△マジンプロスパー
△アドマイヤセプター




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