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【中山7R】ホープフルS
◎17.クラリティシチー
○3.アグネスドリーム
▲7.ベルキャニオン
注11.ウインマーレライ

 ここはクラリティシチーが抜けてるだろう。中山でも時計が掛かる分には問題ない。最大の不安は鞍上か。アグネスドリームはハナ専ということだろう。萩Sでそこまで止まる理由が見当たらない。京都2歳Sはペースが楽過ぎな分はあるが、それは今回も見込める可能性はあるし、時計や上がりが掛かる馬場の方が良いだろう。そういう馬場で見直しとなるのがウインマーレライだが、まったく指数が伸びてこない点は気掛かり。ベルキャニオンは単純に良い馬という印象だが、中山がどうか。


【中山9R】師走S
◎8.トミケンアルドール

 福島で負けたのに関西で1000万下と1600万下を連勝した時はちょっとショックだった記憶。どこまで馬場が乾くのか分からないが、時計が速い状況は得意だし、それこそ降級馬でこのクラスでは格上。もちろん、同じく降級馬のドラゴンフォルテも中山戻りでなら勝ち負けだと思うが、スピードなら断然トミケンだろう。


【中山10R】有馬記念
◎6.オルフェーヴル
○10.アドマイヤラクティ
▲4.ウインバリアシオン
△14.ゴールドシップ
△2.ヴェルデグリーン
☆1.ダノンバラード

 海外遠征帰りで本調子は難しいと思うが、それでもここは能力で抜けているオルフェーヴルから。むしろ仕上がって精神的にピリピリしてしまうと気性的な怖さはあるので、7〜8分出来ていれば良いのだろう。相手は2頭。アドマイヤラクティとウインバリアシオンに期待。アドマイヤラクティはずっとデキが良いし、この1年で本当に力を付けた。まだ重賞実績はダイヤモンドSのみだが、一介のステイヤーではなくなったし、このメンバーなら好勝負できるはず。ウインバリアシオンは休養が長引いたが、前走は負けても内容は良かったし、調教も1番時計を出した様子。復調すればかつてこの世代ナンバー2の能力馬。ダービー、菊花賞以来のオルフェーヴルとのワンツーもありえる。
 今秋から中山は馬場の作り方を変えている。そのせいで時計が掛かる馬場状態となっている。スタミナやパワーが必要なので、それならゴールドシップにはまたしてもおあつらえ向きの状況が出来上がっている、ということになる。明らかに条件は好転するので、仕上がりさえまともなら巻き返しは十分可能だが、そこが一番の問題か。元々気性に問題はないし、むしろ、ダメにしてしまった可能性もあるのではないか。
 あまり拾う馬もいないので中山実績馬からヴェルデグリーンをピックアップ。ペース不問で自分の脚は使えるし、時計が掛かる方が良い。ダノンバラードも中山実績はそこそこ。AJCC勝ちやオールカマー3着なら悪くはないが、モタれ癖が治ってないことを自覚しているのなら、ハミを替えるべき。AJCCの斜行事件からリングハミに替えて宝塚記念2着したのに、何故オールカマーからまたノーマルに戻したのか、理解に苦しむ。当日ハミ替えがあれば。中山実績馬でも、ナカヤマナイトは既に昨年で底が見えている。確かにデキは良いが、能力的な問題はなかなか超えられない。トーセンジョーダンは、JCはスローで粘れたが、有馬記念はスローで行けても2回とも5着。基本的に小回り向きではない。
 若い世代が好結果を残すレースではあるが、今年の3歳はエピファネイアとキズナ以外は弱い。逆に、5歳世代が、古馬になって重賞クラスに登ってくる馬も多く、晩成馬が多かっただけで、粒は揃っていたということだろう。ここも5歳馬中心で考える。カレンミロティックは見た目以上に馬体重の軽さが気になる。どちらかというと軽い馬場を得意としている馬で、今の中山の重い馬場では不安。





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