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★本日のメイン

中京11R
東海S
◎10.サトノプリンシパル
○2.グレープブランデー
▲14.ニホンピロアワーズ
△7.ケイアイレオーネ
△12.グランドシチー

昨年はJCダート3着のホッコータルマエが人気を集め、その真の実力をちゃんと出さずに3着に負けた…ではないでしょう。このレースの回顧は。
どちらかというと、JCダートも中途半端な着順だったはずのグレープブランデーが突然このレースから覚醒して、続くフェブラリーSもいきなり馬が変わったかのように制覇したという流れを見るべきです。
JCダートや東京大賞典までの中距離ダート路線が一区切りついて、趨勢が決まったかと見えたこのタイミングになって突然、え、あなた昨年末はそんな実力なかったはずですよね…。という生命力を見せる馬を拾うべきではないかと考えてます。
フェブラリーSの前哨戦のはずなのに、フェブラリーSを見越して考えると、どうもスピード不安な馬ばかり。これは昨年の東海Sでも、似たムードだったはず。
そういう、対戦が一通り済んで同じレベルっぽく見えてきたようなメンバーの中から、この冬場になってイキイキしてきた馬が、ここでいきなり変わるのではないかと。
そう言った予兆らしきものをチェックできるのが、中間の追い切り内容、と考えています。

だからサトノプリンシパルにしました。
ただ単にダートの2000m以上がダメで、1800mだから良いという発想だけでは、G2を制覇するという根拠に欠きます。
厩舎がある程度織り込み済みでレース選択をしていて、徐々に弱点を改善させつつ、狙いのここ一番でピークに持って来たような仕上げに見える。しかも明け4歳馬の成長曲線がグンと上向く時期に。かつ中距離ダート強豪馬の底値が見えてきたっぽいタイミングで。
こういう目線が厩舎の番組選択や仕上げ過程に感じ取れるからこそ、高ランク厩舎は凄いなと思うんです。で、そういう凄さを感じた時に推せばいいわけです。
サトノプリンシパルは、レパードSで2着だった時も走りがガシャガシャで、いかにも長い手足を扱い切れてない未完成な状態でした。今回の直前追い切りの映像をそれと見比べてみて下さい。栗東坂路のラスト1F最速タイムを出せてるように、今まで持て余してたパワーをちゃんと伝達できています。馬が変わってきたタイミングだとわかる状況証拠だということですね。

冷静に考えればちゃんとした逃げ馬が不在で、実質的に設定を細かく用意しないとハマりにくい詰めの甘い追い込み馬ばかり。
IDM不足で弱いとされててマークが落ちるこちらとしては、随分状況的に有利に見えますね。

中山11R
AJCC
◎12.トゥザグローリー
◎7.ダノンバラード
▲11.サダムパテック
△10.ヴェルデグリーン
△5.フラガラッハ
△16.マックスドリーム

AJCCは、中山連続開催最終週のレース。過去のレースリプレイを見直しても、いつも馬場がボロボロ。内ラチ沿いを最速上がりで差し切ったシーンをなかなか見かけません。
条件上がりの馬が厳しく、Gレースで揉まれてきたスタミナ馬が活躍するレースなのです。
ですから基本、斤量を背負う立場の馬はあまり嫌いません。高いレベルの重賞を制した過去歴、ポテンシャルの高さがある証拠ですからね。
今年は有馬記念3着、ぐらいの好走を見せた馬がいませんが…その場合でも、G1大敗馬の方を、条件上がりの馬の好調さや勢いより重く見ます。

それならばということで、池江泰寿厩舎の2頭の巻き返しに期待。
トゥザグローリーはこの年になって池江厩舎の必殺ブリンカー。土曜日もまた馬券圏内に突っ込んできましたが、まだまだルメール騎手+池江泰寿厩舎の勢いはあるはず。
土曜の夜中に中山競馬場は軽く雨が降って渋ったようで、低速ペース歓迎ながらもタフな馬場になって欲しいダノンバラードにとっては非常に運が向いてきてます。
やはりこの2頭から入るべきだと思ってます。
中山2200m実績があるサダムパテックにも注意。IDM高い馬ということもあって、ペース比較するとかなり優位にあるようで、展開予想でブっ千切ってますね。この距離なら追い込みではないでしょうし、何気にバカにできません。
その他、単純に重賞好走馬を押さえに。

レッドレイヴンはピッチの速い走りになりすぎてるのが不安。
どうせ藤澤厩舎なので、ルルーシュと同じく前日の雨がどうのこうの、いきなり妙なところで気の悪さを出しなんのこのという言い訳をしつつ負けるんでしょう。

京都11R
石清水S
◎3.メイショウヤタロウ
○8.ウイングザムーン
▲10.シルクドリーマー

おそらく京都牝馬Sと同様に、おかしなペースで進んでの上がり勝負かと。
2場に有力騎手が大量に出払っていて、不本意な騎手の乗り替わりが多いので、替わってない騎手を優先しましょう。
マコトナワラタナは1400実績がゼロなので下げます。

メイショウヤタロウは、前走は絶好枠だったのに掛かって負けたとなってるようなので、それなら距離短縮はいいでしょう。本当は相手が強くて負けたものと思いますが。
2走前がいい勝ちっぷりなのに、ここ数戦どうも操れてない藤田騎手が変わらないということは、志願してる部分もあるはずでは。白井厩舎ですから普通はこんな相性悪かったら変えますよ。







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