前日情報へ戻る



【東京6R】
◎5.ネロディアマンテ
○11.アルデグロリア
▲13.トミケンプレミオ
注1.ファイブタブレット

 ダート1戦目こそ結果は出なかったが、2戦目で確り対応してきたネロディアマンテがそろそろ。先週までは返し馬で馬と喧嘩していることが多かったリスポリ騎手も、土曜は一変してスムーズな返し馬をしだした。見た目通りの結果が出るようになったし、ようやく掴んできたか。前有利の気配はあるのでトミケンプレミオが無難かつ、走法的にも気になるのだが、対戦成績としてはアルデグロリアの方が単に強そうだ。3走前は詰って仕掛け遅れた分の2着だが、同程度走ってくれれば。ファイブタブレットは前走でトミケンプレミオには先着しているのだが、おそらく今とは馬場が少し違う。逆転の可能性はありそう。


【東京7R】
○2.エデンロック
注1.ロベルクランツ

 芝もやや前有利の傾向を感じる土曜だったが、組み合わせを見てもここはエデンロックが先手を取れるはず。決め手は甘いので、多少厳しいペースを刻んでも良いタイプなのだが、この鞍上では溜め逃げや抑えすぎの可能性があり、そこだけが不安材料。ロベルクランツの走法なら差してこれると思うが、少頭数の前回でさえ詰っていたのにフルゲート最内枠では。


【東京11R】フェブラリーS
◎2.ベストウォーリア
○11.ベルシャザール
▲15.ホッコータルマエ
△4.ワンダーアキュート
△7.ニホンピロアワーズ
△1.ゴールスキー

 ベストウォーリアに期待する。JCダートと違い、明け4歳馬の活躍も目立つレースなのは、時期的なこともあるし、距離もあるだろう。武蔵野Sは完全に追い出しが遅れていたし、ベルシャザールの後ろを付いていくような形になっては差し切れないのも無理はない。前走も楽勝。ジャパンDDは距離が長いということだろう。マイルに限定すれば底を見せたとは言えず、すばるSでスピードは十分示したし、マイルの持ち時計も良い。順調さと成長を考えれば今回もチャンスは十分のはずだ。

 その武蔵野Sで勝っているベルシャザールもマイルには問題が無いことを示した。この馬に対してどうしても引っ掛かるのはラジオ日本賞での敗戦。中山というコースに問題がある可能性も高いが、間隔が開いてしまうのは若干の不安。ただし、不安点はそれくらいのもの。JCダートからの直行もローテそのものとしては問題ない。

 ホッコータルマエの先行力は認めるものの、JCダートで見せた気を抜く癖が治っているのかどうか分からないし、実はマイルで時計が速い状況には不安がある。いくら休み明けとはいえ、南部杯(2着)の負け方は正直良くない。数年前までは大井2000mでは、速いと2分0秒台という決着もあったのだが、最近は砂を入れているのか時計が掛かっている。そういう状況で勝っている履歴が果たしてスピード競馬への保証となるかと言われると、疑問を感じざるを得ない。まだ5歳と若いことで新味を出せれば、というところ。

 ワンダーアキュートは能力以外のことに目を向けると、年齢以外には特にマイナス点もないが、大きな加点材料も乏しい。器用なタイプではないので、内枠は心配な点。ニホンピロアワーズも時計の速い状況でなら一昨年のJCダート圧勝があるように、スピード勝負は強い。ぶっつけのJCダートであれだけ走れるのなら、順調な今回は侮れないところだが、さすがにマイル以下の経験すらなく馬券圏内という例は、過去10年でカジノドライブ1頭だけ。1800mのHペースとは比べ物にならないくらいマイルは速いので、流れに戸惑う可能性は高いと思う。ゴールスキーも武蔵野Sで僅差まで追い込んでいた。逆に言えば、それでも届かない辺りに限界も感じたのだが、根岸Sの内容からはバッサリ切るわけにはいかなくなった印象。しかし、曲飛節の馬がこのレースを勝ったことは無いと思う。相手まで。





前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||