前日情報へ戻る



★本日のメイン

中京11R
ファルコンS
◎14.ショウナンアチーヴ
○13.タガノグランパ
▲4.アルマエルナト
注2.ネロ
△12.テーオーソルジャー

ファルコンSは1400mになっても相変わらず距離短縮ローテーションが優位ですが、それでも前の1200mだった頃よりも良いレースになったと思います。
アテものワンチャンスで変な穴馬が突っ込んで来た頃とはだいぶ違う印象。
このレースで上位に入線した穴馬、レオンビスティーやカシノピカチュウは、その後ちゃんとオープン入りしていたり、別の重賞で連対していますよね。
体格がかなり良い馬じゃないと、この時期の1400mゴール前僅差大混戦で体が持たないのではないか?と言う推察があるんです。
淡泊な1200m質のラップになりませんし、ゴール前残り5mぐらいになっても3頭4頭争ってるわけですから、ちゃんと鍛えられてて根本的に底力がないとその場面でグッと出られません。
なので、この時点ではまだ力があると知られていなくても、レースで「この先の大きなところでも通用する能力があると証明する」ように、先物買いをするのが上手いアプローチなんじゃないかと感じている次第。
直近のレースで不利を受けていながら盛り返す脚を見せていたり、適性の合わない長い距離でフラフラしながらも、隣の馬に競り負けまいと頑張っている。
鮮やかな勝ちっぷり=自分の得意なレースでハマって勝った馬よりも、そういうレース振りを見せてる馬を評価したいですね。
だって中京1400mは、なかなか中央場と同質的なコースがありませんから、他のコースで強さを見せてるとこことズレてしまいがちなんです。

ショウナンアチーヴが圧巻だったのは、馬体をラチに擦りながらズバッと最内を割って出て来たからまつ賞。
あ、あれは確かに勝ったレースでしたけど、「これは根性が違うぞ」と思わせる内容でした。
この馬は最初かなり太めの馬体でスタートしていて、コーナーで若干脚が空回りするところもあったので、「体がしっくり決まる」まで時間が掛かった馬なのです。しかし体が仕上がってくると、完全に別馬になり替わったと言う経緯があります。
新馬戦でアッサリ逃げて勝つスピードがある馬は、逆になかなかこう言う苦労した過程・苦労した末に獲得した他にはない新鮮味が見つからないんですよね。

まあタガノグランパは、調教師の格上挑戦好きのせいで合わないレースを使いつつ、末脚を磨いてきた過程が垣間見えますので、これは評価します。中京コース勝ってますしね。
あとはクリスマスS→朱竹賞の流れがいいアルマエルナト。
小倉2歳Sの頃から抜群に追い切りは動くのにレースでその性能を全然発揮できずに学習期間が長かったネロ。
萌黄賞の不利克服の内容が良かったテーオーソルジャー辺りに、「いやこれだけではない、もっと伸びるはず」の期待をしましょう。

カラダレジェンドはいい馬だと思いますし、性能もあって仕上がりもかなり良いと思うんですが、2連勝の内容があまり苦労してる感がなく、今回おそらく初めてキツイ競馬を強いられると言う過程が良くないと思いました。
厩舎がどれだけ万全と見て臨もうが、こう言う部分はどうしようもない所があるのではと。まあ尾形和幸厩舎もまだまだですし…。

阪神11R
若葉S
◎3.アドマイヤデウス
○12.ウインフルブルーム

これは若葉Sとしては、久々にアカンメンバーなのでは…。
前走普通に500万下を負けてる馬や、ようやっと相手が弱くなって未勝利を勝った馬が人気を集めていますね。
ハナズウェポンも未勝利馬の立場なのに、遠征してまで来る価値がある、相手のかなり軽いレースだと思ったのでしょうか。
これはいくらなんでも大概でしょう。単純に相当レベルが低いと思っていいはずです。
どうも馬柱的に、どれもそこまでグンと性能を伸ばしそうな馬に見えないんですよね〜。
まずIDMで抜けている2頭=2勝馬を評価した後、ウロウロと迷ってしまうところ。
おそらくこの2勝馬2頭が一定のボーダーでしょう。これを越す馬を当日探すのがテーマとなりそうです。






前日情報へ戻る
M-JRDV文字サイズ設定 ||