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★本日のメイン

阪神11R
六甲S
◎14.サトノギャラント
○1.フィエロ
△18.リルダヴァル
△13.ラトルスネーク
△9.ティアップゴールド

雨の影響は若干心配です。当日雨が続く状況だとリルダヴァルの評価を引き上げるべきでしょうね。

ただ、狙いとしてはサトノギャラント。中京高松宮記念のレッドスパーダも十分チャンスがある馬だと思うんですが、前走オーシャンSでレッドスパーダの我慢強さを引き出し3着に導いた北村宏司騎手を、こちらに向かわせる藤沢調教師の采配。
これは確実に星を獲りに来た場面だと考えて良さそうです。
前走は休み明けのタイミングで不運にも順延競馬。その1週前にはキッチリ合っていたはずですから、調整がかなり難しかったのは確かでしょうね。
騎手が出払っている阪神で有力馬不在のオープン、ここは明らかに相手弱化の場面を狙っての出走でしょう。
北村宏司騎手が土曜日にも阪神で乗っていますし、この鞍一つのための準備がかなりあると見ています。

前走全く競馬にならなかったティアップゴールドも、スンナリの競馬ならバカにできません。


中山11R
マーチS
◎5.ジェベルムーサ
▲4.ナカヤマナイト
△1.グランドシチー
△16.バーディバーディ
△9.グラッツィア

過去に条件戦〜オープンクラスを全く問題にしない圧勝続き、鳴り物入りでこのマーチSに向かった有力馬のコケ方を見直してみたんですが、これはおそらく坂路依存の調教のせいと言う気がしてきました。
上がりが速くスピード必須の京都・阪神コースでは、栗東坂路での動きっぷりがそのまま結果に直結しやすい傾向が確かにありますね。
パワー満点、瞬発力に寄せた鍛え方で全然問題ないわけです。
しかし、中山のマーチSは確かにそれらとは趣が違うコース。このクラスぐらいにまで上がるとウッドコースやダートコース調整の馬ばかりしか勝ちませんし、レースでのロングスパートのレベルも5F以上になってきますから、脚の使い方がかなり変わってくるんでしょうね。
エーシンゴールドのように爆発力が凄い、と言う馬が、中山のことすらあまり良く知らない外人騎手が乗って、一足グワッと使った後(脚の使い方を間違った後)直線でダラダラになる…。
人気馬であればあるほど、そう言う構図にハマりやすくなってしまうのかも知れません。
なので坂路のタイムが良すぎて人気になる馬は、マーチSではいっそのこと消しじゃないかと考えました。

コース追いでの有力馬なら、昨年このレースのワンツー2頭と、新興勢力ならジェベルムーサですね。
この馬は確かに強いです。追い切りであまりグンと動かず、見た目の動きはどうもモサモサしますが、別に上がり36秒台を競う条件ではないのでとりあえず問題にしません。
田辺騎手が高松宮記念などに移動なしに、連続騎乗で臨める強みが今回は大きいですよね。

あとは、スランプ続きのナカヤマナイトも変わり身がないかと。
腹袋大きすぎトモ分厚いと言うステイゴールド産駒で、上がりが掛かる芝でばかり好走しています。直前のダートの動きがそこそこ良かったので、柴田善臣騎手が連続騎乗ならチャンスがないかと。


中京11R
高松宮記念
◎1.マジンプロスパー
◎18.マヤノリュウジン
▲4.レッドオーヴァル
▲5.コパノリチャード
△12.ハクサンムーン

過去2年続けて人気馬同士での決着となっていますが、「坂路調教馬の上位独占」となっている点も見逃せません。
トップクラスのスプリンターは、やっぱり腹袋があって馬力抜群、圧倒的な瞬発力の高さと筋力を併せ持ってこそですよ。
筋肉がありすぎて背中が広くないと、トップクラスのスプリンターとは言えないですよね。この先海外を見据えるかどうかまで考えるならなおさら。
今回の出走メンバーを坂路調教タイムでソートすると、驚くほどタイムが出ていません。
坂路調教馬自体も例年より少ないですし、軽い調整で臨んできている馬も多いんです。
現在中京は大雨が影響して不良馬場。そこを細身の馬同士の決着となる高松宮記念とか、正直イメージしにくいですよ。

なので栗東坂路で抜群のタイムを出してこそ王道。
過去2年と比べて相手が楽になっているマジンプロスパーは、今度こそと言う気持ちでしょう。
過去2年、ここまで抜群のタイムを出して臨んだ年ってありましたっけ?枠順はちょっと厳しいですし福永騎手ではありませんが、状態が今までとは違うと言う点もポジティブに考えたいです。

また、中京芝1200mで迷ったら外枠、馬場が雨で渋れば外枠のセオリーで言うなら、大外枠を引いた超大型馬マヤノリュウジンにも期待。
京阪杯はスプリンターズSで仕上げた反動が大きく、明らかな太めでしたが、前走はそれが解消されていい馬体でした。
しかし、初騎乗の丸田騎手が頭上げて追走するコーナーワークで苦労していて、直線も開く場面がなくずっと壁で詰まり通し。その後ろを通ってたサンカルロは上手く捌けたんですが、鞍上の視野が狭く全く動けず脚を余しています。
こう言うタイプは外枠を引けば変われます。この馬で実績がある池添騎手に変わるのもプラス、雨が降って外優勢になる馬場も歓迎。
スプリンターズSは、ブービー人気でしたが、絶好ルートを通れた馬同士のハクサンムーン相手にどれぐらいの差でしたか?ちゃんとこの馬も能力はあると思うんです。

そして、距離短縮は微妙ですがコパノリチャードとレッドオーヴァルを、坂路調教馬だからと押さえておきます。
ハクサンムーンも、馬体はそこまでドッシリしたタイプではないですけど、坂路調教馬がいないという一点だけで上の方の評価に。

今年は、能力的適性的にズバ抜けてる馬が少なく大混戦。
トラックバイアスの恩恵まで考えて、僅差の運をいただいた馬が勝つのではないかと思っています。






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