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★本日のメイン

福島11R
ラジオ福島賞
◎7.スズカヴィグラス
○5.スマートレパード
▲15.アドマイヤイバマ
△1.トーセンブリッツ

6・7月福島では、ダート1700mの1000万クラスも差しがちゃんと決まります。これは馬場がどうのこうのではありません。
降級馬と3歳馬が合流し始めて、一番レベルが高い頃だからです。
テン争いもまともで、中盤もグンと捲ってペースを押し上げる馬がいて、差し脚も一クラス上の馬が2〜3頭はいるので、競馬の見映えがまだ良い方なんですね。
これが11月の年末福島:福島放送賞だと若干微妙になり、1回福島のラジオ福島賞・飯坂温泉特別になるともう完全に前残り傾向になります。
繰り返しますが、これが馬場のせいではありません。中京・小倉とローカル開催を続けてきて1700m得意なタイプがもう抜けきっていて、出し殻メンバーになるから&関西馬の遠征が辛い福島開催だからこそ、ハンデ恩恵で楽になる先行馬を捉えられる差し馬がいないということなんですね。

今回の出走メンバーも、やたらと休み明けの馬が穴人気していますし、アテにできる馬がいないと言うのが実情でしょう。
だからこそ、前に行くアドバンテージが大きい場面だと考えて、前行く脚があるだけで正義と言う考えで臨みます。
どういう人気かはなかなか読めませんが、前走相当キツイペースで先行争いに巻き込まれたスズカヴィグラスをここで狙いたいですね。
本来はこのクラスだけでなく上でも通用してるほどの馬ですから、ハンデで1kgもらえるのはかなり恵まれた方。しかしまあ、このクラスに降りてしばらくスランプで、1年以上馬券圏内好走がないだけに、評価もグンと落ちて当然ですか。
もちろんこう言うタイプは、復調気配をチラッとでも見せたタイミングで狙うべきですよね。いわゆる「本来の力を見せれば」というやつです。
前走見せた行き脚がここで活きればと言う考え方もありますし、関西馬の追い切り指数がおかしいので、手強い相手がそもそもいない、というのもあります。

阪神11R
アンタレスS
◎1.トウショウフリーク
○12.ニホンピロアワーズ
▲8.エアハリファ
注10.ナムラビクター
△15.クリノスターオー

正直言って嫌な予感はします。印みたいなことですね。
トウショウフリークは中央で通用するような質の逃げとは思っていなかったんですが、前走のダイオライト記念がちょっと良かったんです。
何でも、川崎記念の飛ばし過ぎを反省して(個人的にはああいうのが持ち味だと思ってましたが)武豊騎手進言でハミを替えたとか。
トウショウフリークは、能力的にはみやこSでエスポワールシチーの2着というのがあり、中央でも行き切れば強い馬。

そもそも今の時期の阪神ダートは激烈な高速馬場ではありませんし、追い込み馬もそれほど確率は高くありません。
ニホンピロアワーズが前を潰すのを前提として展開を考えてると偉い目に遭う気がします。
マーチSが重馬場の中山ハンデ重賞らしい超激戦だったのと、東海Sで先行馬が全然かなわなかったせいで差し馬重点の人気分布になってるようですが、トウショウフリークは簡単に潰されてた頃よりもうちょっと強くなってるはず。

中山11R
中山グランドジャンプ
◎5.アポロマーべリック
○4.メイショウブシドウ
▲6.コスモソユーズ
△8.アドマイヤトライ

メンバーが随分寂しくなってしまいましたね。
中山大障害が楽勝過ぎて、ちょっとかなわないということなんでしょうか。
中山グランドジャンプは、中山大障害の再戦のつもりで臨むのが重要なんです。やっぱり大竹柵、大生垣を経験している強みと言うのは大きく、中山らしくぐるぐる回るコースと特殊なバンケットもこなしておいた方がかなり有利。
メンバーレベルが低いからと、今まで中山コースを敬遠していた、オースミムーンのような馬が来るのは正直歓迎しません。鞍上だって奪われているのに…。
なのでレース的には完敗でも、メイショウブシドウを素直に上位扱いします。
あの時って高田潤騎手は同じ角居厩舎のエアペイシェンスに乗っていたんですよね。今度は主戦騎手が来てくれて、着狙いじゃない真っ向勝負でどうかです。
その他、かなり怪しいのはコスモソユーズ。田中剛厩舎に転厩して、前走は脚回りが若干良化途中というタイミングでした。蹄鉄替えていましたし、着地で滑ったのはその影響もあったかも。
やっぱり障害戦の高額条件では、田中剛厩舎の馬を必ず押さえておくべきでしょうからね。






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