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【東京8R】マーヴェラスJT
◎1.ハコダテナイト
○7.リッカルド
▲6.スノーモンキー
注16.サルバドールハクイ
△5.ゴールデンスピン

 適性面からも時計面からもハコダテナイトが有力だろう。休み明けでも仕上がってさえいれば。土曜は重馬場で前有利だったが、明日どこまで乾くか。それでも一応前から考えていけば、時計も考慮するとリッカルド、スノーモンキー辺りが相手になるはず。脚抜き良い馬場は滅法得意なのがサルバドールハクイ。展開は欲しいクチだが、こういうレースだからこそ嵌る可能性はあると思う。ゴールデンスピンも適性はある方だと思う。前走はスロー過ぎなだけ。


【東京11R】ジャパンカップ
◎6.ハープスター
○3.ジェンティルドンナ
▲16.フェノーメノ
注4.エピファネイア
△9.イスラボニータ
△10.ワンアンドオンリー
△15.スピルバーグ

 今年も牝馬が強いと見る。ジェンティルドンナが3歳時にオルフェーヴルを抑えられたのは3歳の斤量利もあったが、それと同じことが今年のハープスターに言えるだろう。凱旋門賞の内容も唯一後方から伸びていたし、デキの良さという意味ではジャスタウェイよりも保証がありそうに思う。そのジャスタウェイはどうも調教のトーンが上がっていない様子。それに、凱旋門賞も含め、2400mをこなしたことは1度もない。G?級の能力は認めているが、あくまで個人的な感想を言えば、ドバイDFはHペース追い込み展開が嵌ったものに映り、圧勝ではあったが、着差ほど抜けている感はせず、レーティング130はやり過ぎではないかと思っている。

 3連覇が掛かり、引退レースになるかもしれないジェンティルドンナだが、天皇賞(秋)の内容からは、状態面にも不安はなさそうだ。今回も枠は良いし、スムーズなら十分勝機はある。唯一の不安点は馬場か。渋った馬場は苦手で、この馬こそ馬場の回復具合がポイントになる。

 巻き返しを期待したいのは2頭。フェノーメノとエピファネイア。本来好位から競馬ができるフェノーメノだが、前走は後ろからの競馬で全く流れに乗れず。直線の反応も悪かった。一度使っての上積みは期待できるし、コース適性も問題ない。3歳時は5着だったが、時計が速過ぎ。もう少し常識的な時計なら。エピファネイアは乗り替わりで。若い頃はそうでもなかったが、キャリアを重ねる毎に徐々にシンボリクリスエス産駒らしい面が出てきた。今となってはあまり溜め過ぎても上がり負けしてしまうのだろう。神戸新聞杯や菊花賞のように、早め早めの競馬がこの馬のベストの形のはず。一点、不安を挙げるとすれば、世代レベルの低さか。正直、大阪杯でキズナに負けるのはまだいいとして、トウカイパラダイスを捕まえられないのはどうか。クイーンエリザベス2世Cは4着とはいえ0秒7差の完敗。ロゴタイプも皐月賞後は未勝利。キズナも天皇賞(春)では負けたし、キズナがニエル賞で負かした英ダービー馬ルーラーオブザワールドはその後G?フォワ賞1勝だけ。愛ダービーでは今回出るトレーディングレザーから10馬身差の大敗をしていた馬。それこそレーティング的考え方をなぞれば決して上位にはならないだろう。





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