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【東京9R】ヒヤシンスS
◎8.ゴールデンバローズ
○1.ペプチドウォヘッド
▲15.タイセイラビッシュ
注4.クロスクリーガー

 今年は芝路線も相当粒が揃っている印象だが、ダートもなかなかのレベル。ゴールデンバローズはここも通過点になりえる馬だろう。ペプチドウォヘッドもダートでは底を見せていない。バネの良さは芝でも通用して良さそうに見えるが、朝日杯は揉まれたことも敗因の一つではないかという推測。そういう意味では、今回の内枠は気掛かりだが、一応もちの木賞は4角内で立ち回れているので、ダート戻りは素直に評価する場面だろう。クロスクリーガーもスピードは見せている内容だと思う。新馬圧勝は相手が弱かったようだが、1800mでとはいえ速い上がりに対応できているのはプラス評価。タイセイラビッシュは履歴としては非常にわかりやすく、外枠の時にだけ勝っている。被されて脆いタイプか。ならば今回の枠なら戦えていいはず。馬体的にも見劣る印象はない。


【東京11R】フェブラリーS
◎10.ベストウォーリア
○4.コパノリッキー
▲9.サンビスタ
△11.ワイドバッハ
△1.ローマンレジェンド

 中心視という意味でならコパノリッキーだろう。チャンピオンズCは自分の競馬をしていないだけ。自分の競馬ができれば強い。が、今回の枠でそれが叶うかとなると、ほんの少しだが不安はある。元々被されて脆いタイプで、昨年は外枠からノーマークで行けたことも大きい。ところが今年は内枠。確実にマークは厳しくなる1番人気。付け入る隙はありそうだ。

 やはりマイルで見直したい筆頭がベストウォーリア。JBCクラシックもチャンピオンズCも距離が長いのは明白。南部杯は相手が弱いので圧勝も驚くものではない。どうしても気掛かりだったのは、昨年の大敗。手応えは良かったのに、一切伸びない内容は、本当に何もしていないとしか言いようがない。敗因は不明。1年経ってマイル路線で力を付けて来た。きちんと力を発揮できればGTでも通用して良い馬のはず。

 基本的に中央ダートGTで牝馬が勝ったことはない。だが、2、3着はある。スローで質の軽いレースになったとはいえ、牡馬相手のチャンピオンズCでも、サンビスタの脚色は目立っていたし、十分見せ場のある4着だった。コーリンベリーが逃げるとしても、極端に速くなるかどうか。この相手関係なら十分上位争いはできてもいいように見える。ある意味では質が軽いレースで強い履歴なのがローマンレジェンド。中距離でガッチリスタミナも要求されるとだらしないが、スローだったり、軽い馬場だったりでは強かった。内枠は微妙だが、東京大賞典も出来は抜群だったし、流れ次第では上位もありえる。ワイドバッハは距離延長は歓迎。ただし、チャンピオンズCも根岸Sもスローで届かずの内容。ペースは流れて欲しい。


【小倉11R】小倉大賞典
◎2.コスモソーンパーク
○3.アロマティコ
▲16.レッドレイヴン
注4.ラングレー
△10.キャトルフィーユ

 土曜の結果を見ると内有利の感。あとは雨の影響がどこまで出るのか。こればかりはやってみないと分からないが、仮に雨で渋ったとしても大して問題がなさそうで、内枠となると、コスモソーンパークとアロマティコをピックアップできる。7歳にして初のOP勝ちを収めたコスモソーンパークだが、意外にも小倉実績がある。主にマイルを使われているが1800mでも問題はない。アロマティコはコース実績もあるし、内から立ち回る術を身につけたのは大きい。キャトルフィーユと同程度の能力で1kg差があるのなら、今回は枠も込みで逆転のチャンス。
 レッドレイヴンは小回りの方が向いている。前走は鉄橋鉄を外して、微妙な余裕があった体もキッチリ仕上がっていた。今の体なら重賞でも勝ち負けできていい。ただし、まさかの大外枠はさすがに不利か。ラングレーは力を付けてきている一頭として注目したい。全弟は共同通信杯を勝ったが、こちらは漸く本格化の兆し。ペースが速くなる可能性があるが、キャトルフィーユはむしろ少し上がりが掛かるくらいが丁度良い。33秒台の脚は使えても、その時は他の馬がもっと速い上がりを使えている。雨も味方になるのでは。





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