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降るのか降らないのか。稍重状態が一番どっちつかずで難しいです。いっそ土砂降りでも、極端な方向に振れてくれた方が楽なんですが。



【東京9R】青梅特別
◎8.ノースショアビーチ
○9.ジャッカスバーク
▲4.クライスマイル
注7.サンタクローチェ
△13.グランフィデリオ

 OPで勝ち負けできるレベルのノースショアビーチが1000万ならさすがに勝つか。降級馬の中ではジャッカスバーク。前走は案外だったが、体は出来ていたし、時計的にも上位で、雨が降っても大丈夫。クライスマイルも能力は高い馬だが、同時に気性難も抱えていて、揉まれるとアッサリ負けてしまう。この枠からどう乗るのか。上手くいけばだが。時計や馬場適性からはサンタクローチェを注意しておきたい。


【東京11R】ユニコーンS
◎12.ゴールデンバローズ
○10.ノンコノユメ
▲6.アルタイル
注1.ラインルーフ
△4.アキトクレッセント

 海外遠征帰りだが、やはり注目はゴールデンバローズ。UAEダービーでは圧勝したムブタヒージも前哨戦のUAE2000ギニー(1600m)ではマフトゥールに僅差負け。距離適性というか、スタミナの差が大きかったのかもしれない。スピード必須のアメリカでケンタッキーダービーやベルモントSで惨敗というのも適性の差に見える。そういう意味では、1900mでムブタヒージに負けるのは仕方がなかったか。マフトゥールは芝GV勝ち馬。それと接戦だったことに、ゴールデンバローズのスピードの証明を求めて良いと思う。

ゴールデンバローズは2歳の時点で1分36秒台。他はというと、青竜Sでようやく1分36秒台に到達。もちろん、ここが相手になるだろう。指数的にはもはや古馬準OPすら勝ち負けできる。特に末脚が強烈だったノンコノユメ。追い込みも届くレースだし、同じ内容を再現できれば、ゴールデンバローズにとっては最大の相手となる。レース内容、時計とも、負けたが文句の付けようはない、アルタイルとアキトクレッセント。ここも立回り一つで勝負になるはずだ。ただ、アキトクレッセントは1400mの方が良い印象がある。

端午Sや兵庫ChS組の好走が目立つが、今年は該当馬なし。替わりに新設オープンの鳳雛Sからラインルーフを注意しておく。速い脚を使うタイプというよりは、持続性能が高いタイプに見えるが、厳しい流れになればスタミナが活きても良いと思う。ノボバカラも悪いわけではないのだが、アルタイルとの序列を覆すにはもう一段成長なり、乗り方の工夫なりが必要か。

これ以下は、出来の良い馬は多いが、上位がかなり強く、なかなか出番を考えるのは難しい。


【東京12R】
◎8.クインズラピス
○2.モンテエベレスト
注4.ダークファンタジー

 切れ味のあるクインズラピスが中心になる。相手は状況次第になりそうだが、注目したいのはモンテエベレスト。休養が長かったが、徐々に体は戻ってきている。前回も伸びているが、さすがに外過ぎ、内を掬われての3着。上手く立ち回れれば。ダークファンタジーも似たような負け方。荒れ馬場だから外へという意識なのかもしれないが、いくらなんでも外ラチ沿いまで行ってしまうとロスの方が多い。





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