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【新潟6R】
◎16.シンキングロージス
注4.キネオダンサー

 稍重発表通りの時計の掛かり方で、新馬未勝利しかなかったとはいえ、レース上がりが33秒台に乗らず、34秒台に収まった土曜日。馬場が乾いてクラスも上がってだと33秒台が出ても驚けないが、ここはあまり上がり適性を示している馬がいない。キネオダンサーもナイアガラモンローも出来は良いし、距離的な不安もないが、速い上りはあまり得意ではない。ここは斤量軽い3歳馬に期待。中でも比較していけばシンキングロージスか。34秒台前半で上がれるなら上位争いは出来るはず。キネオダンサーは上がり勝負はあまり合わないという側面はありつつも、荒れ馬場は問題なく、時計が掛かる分には歓迎。何より蛯名騎手からの乗り替わりには気を惹かれる。


【新潟10R】朱鷺S
◎14.ベステゲシェンク
○1.ニシノラッシュ
▲15.カオスモス
注16.ロサギガンティア
△3.シンボリディスコ

 1400m歴は一度しかないが、短距離の決め手は上位のベステゲシェンクに期待する。CBC賞は道悪も合わなかったのだろう。1400mならもう一列前からの競馬ができてもよく、それなら差し届く可能性はある。もう一頭、ニシノラッシュも注目。3歳馬でも上位好走例はあるレースだし、レオアクティヴが3歳時に勝っている。NHKマイルCでちょい負けしている履歴も似ているし、こちらも1400mは丁度合っていそうだ。距離短縮で改めて、というのがカオスモス。新潟では外回りより内回り向き。逃げ馬だけが厳しかった土曜日だが、ここもパラダイスSと似たような形でミナレットを行かせての2番手でいいだろう。極端に時計が速くない状況もプラス。あとは差し候補としてロサギガンティアとシンボリディスコ。


【新潟11R】新潟2歳S
◎18.ヒプノティスト
○15.ルグランフリソン
▲2.ロードクエスト
注10.トウショウドラフタ
△13.ウインファビュラス
△14.ペルソナリテ

 東京の新馬から通して見ている感想としては、今年はここまではかなり小粒ということ。昨年がハイレベル過ぎたのは確かだが、それにしても今年はコレといった馬が出てきていない。そして、札幌で行われているワールドオールスタージョッキーズにリーディング上位騎手をゴッソリ持っていかれてしまい、完全に裏重賞と化してしまった感のある新潟2歳S。今後もこうなのかと思うと少々憂鬱だ。
 完成度や加速性能などからとりあえずはヒプノティストが及第点といったところか。ルグランフリソンも自在性のあるスピードの持ち主。伸びシロはどうか怪しいが、早い時期ならそれなりに動けるはず。ロードクエストも初戦で見せた決め手が強烈だったことは確か。決め手は活きやすいレースなだけに嫌いすぎるわけにもいかない。脚質的には逆だが、トウショウドラフタもスピード持続性能は悪くない。
 マイルだとスピード面にはやや不安があるものの、センスは悪くないウインファビュラス、完成度の高さは示しているペルソナリテ。この辺りも状況次第ではチャンスがあっていいと思っている。
 何にしても、馬体からこの馬だと言える馬が一頭もいない。おそらく当日のパドックを見てもその思いは変わらないと思う。レース前だが、今年は低レベルの可能性が高いと思っている。





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