ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

★本日のメイン

中京11R
中京スポニチ賞
◎14．ルドルフィーナ

1900～2000mの距離実績がある馬＝下級条件から長い距離を結構使っていた馬が多く、スピードに長けた馬が全くいません。テン指数比較でも3番手以下がもう差し馬になってしまうようで。
しかもこの時期のレースですし、年末年始のパドックをチェックしてみたら、だいぶ馬体の形が崩れている馬ばかりです。
美浦や栗東も気温が氷点下になろうかという時期ですし、ハンデ戦にしておかないとまともな馬が集まらないのでしょう。

前走1着馬が指数も良くてそれなりに人気を集めそうですが、みな追い込み馬だらけ。
ポンポンとクラスを超えていくような好素材ではありませんし、前を悠々追いかける性能が高そうにも見えません。
世間が思っているほどしっかりした馬ではない同士、という目線は必要でしょう。

逃げ馬候補をちゃんと見直すべきでは。
コパノビジンはIDMが足りなさすぎなのでキツイと思いますが、ルドルフィーナは気になるところ。
デビューからどんどん馬体が増えていって、2走前は＋20kgで好走できた馬。やっとパワーがついてきたというところでしょうか。
2走前にチークピーシズを装着して強気に主張して2着、今回はブリンカーを装着。被されずに進ませたいタイプで、モタれ癖もあるということなので効果はありそうですね。
何より今回は、単純に同型が1頭だけでしかも内にいますし、他はテンに鈍い差し馬ばかり。競り合いはまず起きません。1900mを後方から行くような馬だらけなので、おかしなリズムで捲って行かせることはしないでしょう。
自分のリズムで競馬できる先行馬なので、展開有利の恩恵を一身に受けることが可能。

京都11R
すばるS
◎16．コウエイエンブレム
○14．サウススターマン
▲15．ラインシュナイダー
★13．ヒロブレイブ

京都は前日時点で芝ですら重になっているほどですから、ダートは高速重馬場が間違いないはず。
凍結防止剤も入っていないようですし、変な質の馬場になる可能性を考慮せずともよし。
それならば単純に、1分22秒台前半に突入する持ち時計勝負になるのではと思います。

ギャラクシーSでどういう挙動をしたのか、というのは考える必要ないはず。
有馬記念の裏の最終レースで、時計も1分23秒後半とオープンにしては案外止まった時計でした。
あのレースはシュミノー騎手がコウエイエンブレムを塞ぐようにウインムート相手に競り掛け、テン3F34秒0ととてつもなく速いペースで行ったもので、先行した3～4頭は見直し可能…。なのですが、そういう問題よりもまずは今回の馬場適性があるかどうかです。
オープンで戦える5歳以上馬なら、重・不良馬場での好走履歴が3～5回ほどありそうなものですが、1連対あるいはゼロ、という馬がやたら多いですね今回は。
なので、単純に持ち時計最速のコウエイエンブレムを信用しても良いのでは、というところです。
また、1分22秒4で並んでいるサウススターマン、ラインシュナイダーはそこそこ安定して走ってくれるはず。
その他のやや足らずの馬は、レースぶりを見直したりで速い馬場でも詰めてくる可能性があるかどうか。プレスティージオやウインムート、サトノファンタシーはあまり高速ダートに向いていなさそう…。
時計更新がありそうな若い馬ということではヒロブレイブですが、この馬はそもそも1400mの追走で追いつけるのかどうか。

中山11R
アレキサンドライトS
◎16．フェニックスマーク
○5．スペルマロン
▲1．トウカイエントリー
△8．カルムパシオン
△12．ブライトンロック
△15．スマートボムシェル

かなり凄い馬体になってきているフェニックスマークを素直に信じます。
前走どころか2走前ですら準オープンで足りてもいい時計で走っていて、しかも今回は凍結防止剤なし。前走準オープンで走っていた馬はみな走破タイムが1分53秒台。
この冬場で漫然と使っていて大幅な上がり目がある馬はいませんし、完全に勢いで勝るこの馬から入るべきでしょう。

中山で何度も使っている馬は、中山でのパフォーマンス向上や中山同コースでの時計更新可能性がほぼありません。
パルトネルラーフは3走前にフレグモーネで取り消してから何やら様子がおかしいです。歩様のバランスもおかしくなっているようですし、今回は後ろから進ませるという話。いやそれだと今回ノーチャンスでは…。
今回は単騎での先導がありそうなスペルマロン、時計更新はわかりませんが好位での追走で安定感あるトウカイエントリー。このあたりが隊列有利で残す流れなのではと思います。

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