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【東京10R】晩春S
◎11.バリス
○9.ボーダーオブライフ
▲7.パルティトゥーラ
注1.ドーヴァー
△18.ショウナンライズ

 先週、牝馬限定の1000万下で1分20秒6。ここは速ければ19秒台に突入しても驚かない状況。実際に19秒台で好走しているのがバリスとロワアブソリュー。バリスは近走内容からも特に問題はないと思うが、ロワアブソリューはその時計を記録したのが2年前の夏の新潟。以後時計に対応できない内容が続いており、落ち目が気になる。
 注目はボーダーオブライフとパルティトゥーラ。ボーダーオブライフは前回格上挑戦だったが、馬体的には全く見劣らなかった。詰まって追えなかったが、もう一つ付け加えるなら、やはり1400mの方が良さそう、ということ。自己条件でベストの距離なら巻き返せる。パルティトゥーラは休み休み使われていてキャリアがまだ浅いながらも速い時計の履歴を示している。前回はフレグモーネで取り消しになったが、荒れ馬場状況の京都では出ていてもどうだったか。53kgなら面白いと思う。


【東京11R】スイートピーS
◎3.ミュージアムヒル
○11.ランドネ
▲7.ゴージャスランチ
注6.ジョブックコメン
△5.ロフティフレーズ

 決め手堅実なミュージアムヒルを中心に。多少上がりは掛かった方が良いのかもしれないが、ここはサヤカチャン、ランドネがいるので、展開的にも丁度いさそう。サヤカチャンはさすがに力不足感は否めないが、ランドネは前走少し掛かってしまった様子。元々はスローで行くこともできるし、折り合い一つで粘れる馬だと思う。東京自体も問題はない。ゴージャスランチは基本テンションが高く、パドック視点だと不安の方が常に大きくなる馬だが、使われつつ形がしっかりしてきているのも確か。前回は展開が向いた面もあるが、そこで先導した馬が今回もいるのなら。ロフティフレーズはマイルでの時計だと上位になるが、中山の方が向いているタイプだと思う。見直したいのはジョブックコメン。前回は相当チグハグで、何をしたいのかサッパリ分からない騎乗だった。かといって、今回の騎手で強気にはなれないが、距離自体は問題ない。スムーズに走れれば。


【京都11R】天皇賞(春)
◎11.シュヴァルグラン
○6.ガンコ
▲15.トーセンバジル
注8.クリンチャー
△12.レインボーライン

 もっとダントツの人気になるかと思いきや、案外割れた人気の一頭に甘んじているシュヴァルグランだが、何か不備でもあるのだろうか。確かに過去2年は勝っていないが、去年は負けて強しと言える内容だったし、何より騎手が違う。有馬記念は不利があったし、大阪杯は距離不足と敗因は明確。少なくともレインボーラインに力で負けるというイメージは全く湧かない。
 ガンコは芝に路線を変えて底を見せていない履歴。前走は中山適性を疑ったが、スタミナで突破できた。藤岡祐騎手も、かつては無駄に位置取りを下げ過ぎて取りこぼしの目立つ騎手だったが、最近はかなり積極性を身に着けたようで、成績もかなり良くなった。GTでも期待できる騎手になったと思う。見直し候補としてはトーセンバジル。去年程の高速決着ということはないだろうし、使われた方が良いタイプ。絶好調維持の厩舎も後押しに。





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