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★本日のメイン
中山11R
ニューイヤーS
◎9.テオドール
○12.キャプテンペリー
▲6.ショウナンアンセム
▲3.サーブルオール
人気ばかりでかなりお寒い予想ですが、これはしょうがない。
上がり目のない高齢馬が大半で、逃げるのがリズム崩した短距離馬のワンスインナムーン。4歳馬も最近は活きがいいとは言えず、前回勝っている馬はむしろ反動が心配、この距離自体もあまり合っていません。
これだけ寒い冬場ですし、ベストの仕上がりで出てくる馬自体いないでしょう。ルメール騎手ですら6割ぐらいのデキかも知れないのに…。
注目しているのは、去勢したテオドール。
馬力は本当に物凄い馬なのですが、気性も荒くてそれを扱える騎手がおらず、押してダメ引いてダメと行った近況ですが、今回はやっと去勢に踏み切りました。そしてちゃんと間隔を空けていますね。
体をちゃんと慣らしてから、追い切りで好タイムを記録していますし、本数も十分。マーフィー騎手なら扱えるのではないかと。この騎手手配の経緯から考えても、だいぶ準備してきた過程が垣間見えます。
コーナーカーブが多い中山の外回りは絶対に良いと思うので、今度こそ力を示してほしいです。
キャプテンペリーは、近走好走馬の中では一番ポジティブになれる馬。これまで時計が1分33秒後半ぐらい掛かってくれないとダメなタイプだと思っていましたが、5歳末になって持ち時計を大幅に更新しての差し勝ち。これは正直驚きました。
それだけ、心身ともに充実している状態ではないかと思うので。
ショウナンアンセムも時計が掛かった方がいいタイプ、差しに回っても大丈夫。サーブルオールは今だと体型的にマイル微妙ですが、これは当日の仕上がりを見て。
ドーヴァーは上のクラスになるとマイルで競り負けが目立つようになりました。実際、今回の条件はあんまり向いてないのでは…と思います。
ウインファビラスは前回が一杯一杯でしょう。流れとしてはパイオニアバイオ完勝の展開だったのに、柴田善臣騎手に勝ちを譲ってもらったレース。
京都11R
日経新春杯
◎2.グローリーヴェイズ
◎5.シュペルミエール
▲12.メイショウテッコン
△6.サラス
△7.ガンコ
調教映像を見て驚きましたね。栗東は猛吹雪。時計を記録できる程度には見えていたようですが、栗東坂路、栗東CWコースともに視界が遮られ、内外ラチ側には雪を避けたものなのか、積もってあのレベルで白かったのか、どちらにせよ走路が限定されています。
雪で渋っただけでなく、一部の走路をみなが繰り返し通ったために悪路となっていて、おまけに視界も悪い。相当に走りにくそうでしたね。ビシッと追い切りができない状況だったのは間違いないのでは。
ムイトオブリガードやアフリカンゴールドなどは、追い切りに全く集中できない様子に見えました。
なので今回はアイディアの一つとして、栗東で水曜日に追い切った馬の評価を下げてみます。
寒いとはいえかなり良い天気だった美浦で、しっかり追い切れた関東馬は今週かなり有利では?また、栗東でも追い切りを木曜日にズラした陣営は大正解かも。
水曜日の栗東坂路・栗東CWで追い切りをした馬が、本当にどれも良く見えなかったので…。
翻って考えてみると、土曜日のフェアリーSパドックで関西馬が全く良く見えず、馬体を数字以上に減らして来たように感じたのは、不十分な調整も影響したのではないかと思います。
勝ち馬候補は、距離は全く問題ないと言える関東馬の2頭。グローリーヴェイズとシュペルミエール。
グローリーヴェイズは、馬体を直で見るといつも物足りないなと感じる馬なのですが…。M.デムーロ騎手ととてつもなく手が合っているタイプ。
そのうえで、3歳7月に準オープンをアッサリ勝ってしまうというのはなかなかのレベルだと言えます。デムーロ騎手が騎乗する時に限ってA+級になるのでしょう。デムーロ騎手だとなぜか後方追走になりませんし。
今回は調整過程が有利、絶好の枠に入り込んだ4歳馬、タフな馬場OKの血統。インベタポジションを最大限生かす競馬ができれば、勝ちまであります。
そしてシュペルミエールは、木村厩舎にしては珍しい美浦坂路で調整するタイプとはいえ、走りが硬くならず抜群のフットワークを見せていました。
1年8カ月休んだ経緯があったものの、ここまで事実上菊花賞と休み明けしか崩れていません。そしてその2016年菊花賞は、上位5頭がみなG1で複数回好走していたレベルなのを考えると、シュペルミエールの馬柱は全体で超A級馬の履歴。
関東の条件戦上がりという目線で考えてはダメで、ミッキーロケットとハナ差争いした馬と考えるべきでしょう。
メイショウテッコンは目標にされる立ち位置ですし、今回のメンバーで56kgは結構重たいですね…。
秋よりも成長しているというのであれば、足りてもいいのですが、勝ちにくいかも。しかし追い切りを木曜日にズラしたのは正解だったと思います。
復調気配にある昨年3着馬のガンコ、好調をキープしているオルフェーヴル産駒のサラスには注意。
アフリカンゴールドは先行ごり押し戦法しかしないミナリク騎手なのが不安。ミナリク騎手は先週も土曜日も感じましたが、芝の2000m以上でラップのメリハリの大きい展開で長く等分に脚を使わせるのが本当に下手ですね。別の条件では相当信頼できる騎手なのですが。
そして、水曜日の追いきりでしたし、その時の動きがかなり物足りなかったです。
ルックトゥワイスは、藤原英昭厩舎が重賞挑戦の追い切りが単走、しかも大雪であれだけの悪路の中でやらせるのが本当に珍しいと思いました。これまでだとポリトラックコースか芝コースなどに切り替える厩舎でしたから。
6歳にして440kg台の細いタイプであること、中山2500mを圧勝してきたコース適性の差、いろいろ今回の条件と噛み合わないと思います。
ウインテンダネス、ノーブルマーズは追い切りの動きがさすがに良くなかったと思います。本腰入れてJCの時に仕上げていたので、ギャップが大きいです。
ムイトオブリガードは手前を何度も替える追い切りで、しっくりきていなかったですね。アヤが付いたような…。日経新春杯の馬番13番より外は、道中ずっと馬群の外ばかり振られるルートになるので過去10年間全滅。馬群内の馬がごちゃつく流れを作らないと、外枠というだけで不利が大きすぎ。
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