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【中山1R】
◎6.ブライトアクトレス
○2.モーンストルム
▲3.ショーシンイ
△15.オイシイナア

 先週と比べて随分馬場が軽くなっていたようで、内前有利が顕著だった土曜のダート。データ的には、テン、位置、ペース指数辺りで上位を見繕う、というイメージだろう。ブライトアクトレスが前で残せる候補で、モーンストルムが追い掛けて止まらなければ。小柄なのは気になる材料だが、牝馬だけに仕方がないし、もう今の未勝利は贅沢を言えるほど馬が残っていない。穴ならショーシンイやオイシイナアということになるのだろう。ただ、オイシイナアは短距離馬の可能性もある。いくら飛ばして逃げているといっても止まり過ぎ。


【中山8R】
◎5.ヒシヴィクトリー
○8.エールグリーツ

 ダービー卿CTの31秒台は、そんな時計が出る馬場だったのかと、さすがに驚いた。Hペースだったにしても、先週までの時計の掛かり方は一体どこへ行ったのか。Bコース替わりで再びフラットな状況になった。スピードも必要になったため、時計対応できる馬を探したいところだが、ペースが落ち着きそうな少頭数。先行力を評価してヒシヴィクトリーが安定株だろう。エールグリーツは1800mでだが良い時計は出している。小柄な牝馬でとにかく軽い馬場じゃないと、という馬に見えるが、土曜も比較的小柄なキレ型の馬も走っていたし、あまり気にしない。当然体が増えていればプラス材料。


【中山10R】伏竜S
◎3.ノーヴァレンダ
○8.デアフルーグ
▲1.キャメロン
注7.マスターフェンサー

 デアフルーグは圧巻の内容続きで、前走は新馬戦時と時計は同程度でも、馬場の重さが違うため、前走の時計は価値が高い。スピードが必要な馬場で前有利状況なのが懸念材料になるが、ショーム、パイルーチェ、パイメイメイなどの兄姉同様寸詰まりで、1800mは長いのではと思う体型をしているので、むしろスピードが必要な状況でこそ面白いとは思っている。だが、とりあえず先行力を見せているノーヴァレンダから。大型馬で中山も大丈夫そう。前走が好内容・好時計のキャメロンは、数字は1勝馬でも500万下勝ち程度の能力は認められる。状態の良さと枠を活かせれば。マスターフェンサーは単純にマイルでは距離不足。1800mで見直せる。


【阪神11R】大阪杯
◎12.ステルヴィオ
○8.サングレーザー
▲2.ワグネリアン
注4.エポカドーロ

 ワグネリアンはダービー以来見ていないので、どの程度成長があるのか分からないが、昨年秋〜今年春にかけて走った馬については、やはり現4歳世代で一番良い馬はダノンプレミアムだろう。そして、それに次ぐのがステルヴィオかワグネリアンだと思う。特にステルヴィオは逞しさが増して3歳時より良くなった。よりマイラー色が濃くなってきた感もあるが、レース振りからは2000mまではこなせる。前走は大味な競馬になったが、マイルCSのように器用さを活かす競馬も可能。外枠は痛いが、鞍上にもせっかくのビッグチャンスで奮起してもらいたいところ。サングレーザーは小回りでも一切瞬発力が見劣らないのは札幌記念で示した通り。器用さが必要な内回りなので大味な競馬しかできないブラストワンピースよりもずっと注目に値する。エポカドーロも成長に伴い随分寸詰まりに見えるようになってきた。ダービー2着などあるが、元々小回りの方が向いてそうだし、叩いての上積みも期待できる。キセキは昨年秋がフル稼働で、その疲労が気になる。充実しまくりの半年を送ったラブリーデイが秋フル稼働後は復活できなかったように、意外とダメージが残るようだ。実際、有馬記念時のデキは下降線に入っていた。立て直せていても万全といくかどうか。





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