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★本日のメイン
函館11R
函館スプリントステークス
◎07.ライトオンキュー
▲04.スイープセレリタス
▲15.メイショウショウブ
△12.グランドボヌール
ダイアトニックはそもそも首をほとんど使わず、手先の力に頼る走りをする方。これまでも重賞レースの勝負所で斜行があったり、外へと急に膨れたりがあり、前走の高松宮記念も結局不利を食う位置にいたりと、操舵がかなり難しいタイプ。前の馬を交わそうとする残り400m以降のリズムが、他とちょっと違うんでしょう。
それが今回はこの馬だけ単独で58kgを背負い、他は全馬が軽いという場面。そもそもノーミスで捌かないとこの斤量で勝ち負けに間に合わすのが難しいのに、小回り函館の残り300mのいざここから伸びようという時にあんな挙動をされたら、誤魔化すのも正直難しいです。
現時点では好走確率がまあまあ低い馬だろうと見ています。
それと比べれば、芝1200m小回り競馬の重賞でちゃんと実力を示しているのに、56kgでまだ出走できるライトオンキューは、かなり有利というべきでしょう。
函館入りしてからの経過も良好のように見えますし、追い切りも随分まとも。2走前のキーンランドCでやり合った相手と比べれば、今回の相手は楽なはず。
完歩小さく馬群の外を回ると着順が落ちがちで外枠が単純に苦手な馬ですが、16頭中の7枠ならそこそこいい枠だと思います。
この条件が得意そうなタイプ、馬力がある形で姿勢の低いキャラということで、スイープセレリタスとメイショウショウブを挙げておきます。
どちらも500kgを超えるかどうかの馬力型牝馬。お尻の容量が大きく飛節の折りが深い後肢をしていて、体重ある割に背が低い方。先にコーナーへ飛び込むスピードと回転力があり、メリハリの効いた弾ける末脚で勝負しているキャラではないということ。
阪神11R
米子ステークス
◎15.スマイルカナ
○07.ダノンチェイサー
▲13.レッドヴェイロン
△10.モズダディー
△06.ミラアイトーン
大半が、近走スランプ続きの高齢馬だらけ。
その中で、世代限定戦とはいえ同世代のトップクラス相手に鎬を削り合った馬が、オープン勝ちもおぼつかないメンバーのところに別定戦で臨めるのならば、単純にだいぶ有利なのでは?
スマイルカナは単純にそれなりの能力があり、今回の水準の古馬相手に50kgで出走できるのなら、かなり有利でしょう。G1連戦した過程で仕上げた反動が残っていなければ。
ダノンチェイサーも同様。このメンバー相手なら先行力でも上のはず。
同世代のカテドラルは、出遅れる癖が改善されているようならその能力を素直に信頼できるんですが…。
東京11R
ユニコーンステークス
◎01.デュードヴァン
○16.カフェファラオ
▲13.タガノビューティー
カトレア賞や青竜Sはやや接戦気味でしたが、デュードヴァンが記録した1分36秒2は改めて見返しても優秀でしょう。
ユニコーンSは時計の速い決着になるのが必至で、出走全馬が過去に記録したことのない水準の時計で決まるのが常。
しかしそれでも、出走メンバーの中でもレベルの高いメンバーと既にぶつかって、同コースの走破タイムがメンバー上位なのは、スピードセンスの高さをある程度証明できていると思います。カフェファラオ、タガノビューティーもまだ上向く余地が大きいと思っています。
レッチェバロックは東京ダート1400mをものすごい時計で逃げて勝った馬。
東京ダート1600mには僅か200mの差ですが、芝スタートの適性や大幅な相手強化など、距離以外の部分で案外違和感や落差の大きい入りになるのは怖い所。
仮に逃げられなかった場合は完全によそ行きの競馬となりますし、適性ベストの条件が違い過ぎるので、過信しにくい場面のように思います。
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