ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

★本日のメイン

中京11R
高山ステークス
◎04．シルヴェリオ
○09．レザネフォール
▲08．フライライクバード
△05．トーセングラン
△13．エヒト

中京は夜中の間ずっと雨が降り続いているようですが、そこまでの雨量ではなく、大した悪化もしなさそうですね。
今回はまだ３歳馬の合流がない３勝クラス。近走上向いたかどうかの内容で評価しましょう。

シルヴェリオは、決して追い込みの競馬が得意というわけではなく、前走は馬場の良い大外に向かうため、内枠から後ろに下げていたもの。
本来は前で張って競馬するタイプですし、２走前は速い展開をさらに捲っています。このクラスで足りる機動力はあるはずなので、今回は別の競馬で対応してほしい所。
レザネフォールも、府中Ｓは後ろに下げ過ぎ。鞍上がペースを読み違えたんじゃないかと思っているのですが、このクラスでも十分足りるレベルにある馬体でした。
２走前の中京戦がなかなか良い内容だった通り、ここでの巻き返しに期待します。
フライライクバードはスタミナ自体には文句なし。前の組がしっちゃかめっちゃかになるような、荒れるレース展開であったり、距離が縮むのがどうかといったところ。

東京11R
安田記念
◎05．グランアレグリア
○06．ダノンプレミアム
▲13．シュネルマイスター
△04．カラテ
△12．ケイデンスコール

土曜夜中から明け方まで雨が降ったのですが、雨量は大したことがなかったそうで、日曜発表時点ですでに良馬場です。
日曜日の東京競馬場は、快晴とは言えないレベルであっても、真っ暗になる程の曇り空でなければ、徐々に乾燥はします。

抜群の瞬発力を持つグランアレグリアが最近見せた弱点は、重以上に渋った状況でノメったり掘れたりするような馬場だった時に、決め手を削がれて長く脚が続かない部分。
少し前のジャスタウェイや、だいぶ昔のタイキシャトルのようなキャラとは違うと。実際ここ６走で敗れたのは、重だった高松宮記念と大阪杯のみ。
しかし今回は既にその心配はありませんし、ヴィクトリアマイルも少し甘目に作っていてあのパフォーマンスですから、ここで評価を下げる道理がありません。
ディープインパクト産駒的に、中２週の怖さはあるものの、ここは素直に評価しましょう。
当面の実績上位馬、サリオスやインディチャンプの方が落ち目のようですし…。どちらも追い切りのフットワークを見ていると、だいぶ精度が落ちているようです。

ダノンプレミアムは使い詰めでは戦えないというのが履歴の上で弱みになっていて、不本意なローテーション、得意ではない状況に当たり続けた時に、だいぶ印象の悪い履歴になっているように感じます。
安田記念は過去２年大敗続きの悪い条件であるように見えますけども、一昨年はスタートで強烈な不利を受けたものですし、昨年の安田記念は、海外遠征から早くに戻し過ぎて体調不十分だったと思います。非常に良い動きを取り戻していますし、今回は評価してよい休み明けではないかと。
あとは絶好調のケイデンスコール、カラテ、シュネルマイスターが、Ｇ１級メンバー相手にどこまで通用するのか…でしょう。

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