ｽﾀｯﾌｺﾗﾑ

★本日のメイン

中京11R
産経賞セントウルステークス
◎10．ジャンダルム
○15．ピクシーナイト
▲11．カレンモエ
△05．タイセイビジョン
△09．ジャスティン
△08．レシステンシア

直線がやや長いことも影響してか、中京の芝1200ｍはそもそも圧倒的な前有利となりにくい条件。開幕週でもです。
４コーナー出口でスピードに乗りすぎて外へ膨れるパターンが多く、スパート地点が他の小回りよりも速まると同時に差す隙間が結構増えるので、外をずっと回ったりしない限りは差し馬の出．がある方と思った方がいいでしょう。

ジャンダルムは嵌りそう。若い頃はホープフルＳで連対したりとスタミナ面の方が良かった馬でしたが、やっぱりそこは母ビリーヴの血なのか、年齢を経るごとに適性が短距離にシフトしていった馬。
今ではテン３Ｆ３３秒台のペースを、好スタートを決めて楽に追走しているほどです。
北九州記念は、やや重たい斤量を背負ったうえで、さらにぐっちゃぐちゃの競馬になりましたが、馬体も良かったですし、さすがにあの内容は見直すべきでしょう。結構高い水準で実力がある馬だと思うので、今回は期待したいです。
ピクシーナイトとカレンモエは、かなり仕上がりピークに思えます。ここを勝てばサマースプリントシリーズ優勝なので、詰めてきて当然の場面。
タイセイビジョンもマイル戦に対応しそうな気配を感じませんし、年齢を経て短距離にシフトしていくパターンなのでは？と思います。
ジャスティンは海外遠征ダメージから、もうそろそろ回復してくる時期では？能力は非常に高いものがありますし、坂路で抜群に動いています。

中山11R
京成杯オータムハンデ
◎11．バスラットレオン
○04．グランデマーレ
▲10．カラテ
△15．アカノニジュウイチ
△12．カレンシュトラウス
△13．スマートリアン

土曜日の競馬終了後に、中山競馬場はパラパラと雨が降ったそうですが、雨量はそれほどでもなかったようです。日曜日も雨はありませんし、おそらく問題のない馬場のはず。
土曜日の中山芝は、逃げ馬が滅法強い状況でしたが、単純にラチ沿いが絶好。大したことのないメンバーでも速い時計が出ているので、基本的には例年並みの馬場と見ていいのでは。
１分31秒台、あるいはそれ以上。サマーマイルシリーズ４戦の中で最速のタイムを記録する（今年は中京記念の距離が違いますが）、例年のパターンになるのかと思います。
馬体を見て、時計勝負だと限界があるタイプはどんどん切っていくべきで、また内枠や先行馬の有利を大きく見積もった方がいい状況でしょう。

期待は、追い切りの動きがだいぶ良かったバスラットレオン。
ＮＺＬ快勝後の春２戦は残念なことになりましたが、今回は立て直しての適条件。後肢のパーツが軽い方だと見ているので、時計を詰める能力もあると思っています。
比較的背丈のある馬なのに、かなり斜尻で筋力的に物足りない方ですが、このレースはレオアクティブ、エクセラントカーヴ、トロワゼトワルのように、超スピード決着になるとゴツゴツしている必要がなくて筋力もあまり要りません。細くて柔らかめの馬に有利になりがちです。
バスラットレオン、グランデマーレ、カラテ、スマートリアン辺りはそういう質の馬と思っています。
逆に阪神外回りで良さを見せたグレナディアガーズやマルターズディオサは、トモに厚みと威力があって、このコース状況だとパワー過剰のように思うのですが。

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