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★本日のメイン

中京11R
ローズステークス
◎07.ストゥーティ
○04.スパークル
▲13.コーディアル
注09.タガノパッション
△16.タガノディアーナ
△11.プリュムドール

昨年、同じ中京芝2000mで行われたローズSの上位馬は、勝ったリアアメリアだけでなく、2着のムジカ・3着のオーマイダーリンまでもが、このローズS以降に勝ち星を挙げられていません。ムジカ、オーマイダーリンは条件クラスすら脱出できずにいます。
元々、ローズS自体がそれほど京都秋華賞には直結しにくいレース質でしたが、中京2000mで牝馬限定戦や世代限定戦を行うとロクな結果にならない…というのが正直な所なんじゃないでしょうか。
中央4場の中距離と比較してもスタミナに尖った方面の決着になりやすく、あまり先に繋がりにくいんじゃないかと思います。
逆に考えれば、明らかに馬はいい方なのに、3歳春シーズンは中央場の瞬発力勝負の壁に跳ね返されたタイプが巻き返す条件。

ストゥーティには期待があります。
アルテミスSで4着し、先々良くなっていきそうな予感があったのですが、直後のこうやまき賞を1番人気で敗れ、菜の花賞も変な競馬で勝ちそびれ…。成長の乏しい馬なのかと思いきや、チューリップ賞はゴール寸前まで見せ場を作り、桜花賞でも大健闘して見せた馬。
そしてその後2勝目を挙げたのが、小倉の水飛沫が上がるような不良馬場でしたし、瞬発力勝負を避けてローテーションを組むべきではないかと思えるタイプ。
基本的には小回り向きなのでしょうし、腰が非常に強くスタミナに長けた方なので、上がりの競馬でのみ結果を出している馬に対して、今回の条件で逆転できるのでは。
スパークル、コーディアルはどちらも底が見えた様子もなく、性能面で問題ないのに、クラスが上がると地味な扱いをされるエピファネイア産駒。
どちらも同産駒の典型的な体型で、トモに厚みがあって腰がブレず、飛節がかなり真っすぐで伸びのある歩様をしています。
体力があるうえで跳びのセンスが良いものの、一瞬の加速が必要な場面で競り負けていることが多いので、イマイチ評価が上がりきらないのでしょう。今回は適性が合うのではないかと思っています。

人気所ではタガノパッション。
新馬戦がもう終わった3月後半にデビューし、そこで勝てずにいたのに、4月中旬に勝ちあがってから中1週でスイートピーSに出走して完勝。ほとんど時間がない中、最短距離でオークスへの出走を決めました。
しかもそこからの準備期間がたったの中2週のみで、再度関東への長距離輸送となったのに、オークス登場時に馬体を減らさず、本番でも4着と大健闘。
デビューが遅れに遅れ、これだけの押せ押せローテーションを強いられたのに、レースに出るたびどんどん性能を伸ばしていました。
春の時点で能力を絞り出し切ったと思える履歴で、頭打ちに感じる人気馬が多い中、夏を越して大幅な成長を期待できるのはこの馬だけだと思います。

アールドヴィーヴルはクイーンS出走時に大幅に馬体を減らして激走し、さらに桜花賞でもまた減らすという異常事態。
レースに行けば負けん気を示してくれましたが、だいぶギリギリのところで使っていたのはキツかったのではないかと。
姉のフアナも、3歳春に集中力のあるレース振りを見せていながら、昨年ローズSで1番人気になって大敗しています。姉の雪辱を…というよりも、その姉と似たようなバイオリズムを辿りそうで嫌ですね。

中山11R
ラジオ日本賞
◎04.エブリワンブラック
○08.ケイアイパープル
▲01.バレッティ
△10.ハギノアトラス
△02.ホウオウトゥルース
△14.ダノンファスト

土曜日は水が浮く不良馬場だった中山ダートも、日曜日は快晴予報なのでだいぶ乾いてくるはず。
ただ、砂煙が上がる程まではないでしょうし、脚抜きが良くて一定のスピードを問われる水準の馬場だろうとは思います。

エブリワンブラックは、天の川Sを制した時でもまだ馬体が完成したとは言い難い様子でした。
高齢馬の多いメンバーで、そこまでレベルの高い番組でもありませんし、このレベルならエブリワンブラックにとってくみしやすい相手でしょう。
ケイアイパープルは揉まれない形を取れれば。






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