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中山11R セントライト記念 ◎グラティアス 紫苑SではノーザンF生産馬が馬券圏内を独占。ローズSを勝ったのも、結局はノーザンF馬だった。芝中距離戦で放牧明けの馬が多く出走するレースでは、やはりノーザンF系の育成力および調整力を上に取るべきだろう。 グラティアスの京成杯は内ラチ沿いをピッタリ回ってきて直線もスッと反応。中山の中距離レースに高い適性を感じさせた。続く皐月賞では2着のタイトルホルダーから0秒2遅れているものの、これは4角で外に振られたことが大きく、時計的な価値はほぼ変わらない。そして日本ダービーは外から圧力を受けて早めに脚を使わされる苦しい展開。内で脚を溜めていたタイトルホルダーに最後差されたのも仕方がないだろう。 この中間は北海道に放牧に出て、8月12日に函館競馬場に入厩して調整が進められている。タイトルホルダーは放牧明けで弥生賞を勝っており、今回割り引く必要はないが、セントライト記念ではグラティアスの能力と放牧効果をより上位に評価したい。



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