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★本日のメイン

新潟11R
信越ステークス
◎15.ビオグラフィー
○03.スマイルカナ
▲13.カリオストロ
△01.ブランノワール
△11.キルロード
△02.ルッジェーロ

新潟競馬場は、土曜日の夜半から明け方にかけて雨が降ったようですね。先週の猛暑日から一転、日曜日は15℃を下回る寒さになるとのことで、だいぶ芝のダメージが残る週になりそうです。
基本的には水捌けが非常に良い新潟の芝ですが、メインの芝状況に関しては、日曜日のレース開始前に雨が止むかどうかがポイントになるはず。土曜日の前・内有利の状況を引き継ぐものと思っているのですがどうでしょうか。

期待はビオグラフィーの巻き返し。
CBC賞出走前の追いきり内容がかなり中途半端でしたし、レースはテンから相当厳しい流れで、全く自分のリズムで運べずじまい。
夏場の消耗を避けやっと涼しくなり、十分な乗り込み量を経て復帰。キルロードよりもレベルが上の可能性がある馬だと思っているので、今回は注目したい場面です。

東京11R
オクトーバーステークス
◎02.パンサラッサ
○06.シルヴァーソニック
▲05.ココロノトウダイ
△09.コスモカレンドゥラ
△10.ハーメティキスト

G1の裏開催ということで、騎手のレベルが大幅に落ちていますし、重賞でもない平OPなので、さすがにメンバーが怪しい所。
フルゲートだとしても、レース展開の圧がそこまでなさそう。サッと高い位置を奪って、楽なペースで脚を溜めることができた馬が有利でしょう。

昨年も同じレースで2着と好走したパンサラッサ。
骨っぽい相手に数回戦ってから、相手弱化になる過程で楽逃げできたものですが、今回も似た運びになるでしょう。久々に逃げの手に出ても良さそうで、改めて注目。
シルヴァーソニックは、長い距離しか走らない鈍足というタイプでもなく、隊列次第なら余裕でこの距離でも戦える馬。実際、2500m以上だと距離が長そうな体型だったとは感じています。
ココロノトウダイは、履歴を考えれば超格上の可能性があるほどで、1番人気にならない方がおかしい有力馬。東京コース向きではなさそうでも、レース運び次第で何とか。

阪神11R
秋華賞
◎04.ソダシ
○03.クールキャット
▲02.ステラリア
△15.アナザーリリック
△14.ファインルージュ

秋華賞の舞台が、例年の京都内2000mから阪神内2000mに変更となることで、スタートと直線で上り坂を2回クリアすることになるため、京都の秋華賞に比べて序盤のテン争いが落ち着くので先行有利なのでは?という話があります。それは確かにそうでしょう。
フルゲートも毎年18頭立てになっていたところから、2頭減って16頭ですし、1コーナーまで案外短く外枠を引いた馬が脚を利かせて先行させにくいうえに、向正面の平坦部分でも捲って動くのが難しいコースです。大阪杯でもそうですが、内ラチ沿いインベタ徹底がだいぶ有利。

ただそれ以上に今年の3歳牝馬路線は、G1一歩手前で非力・ひ弱な瞬発力タイプがだいぶ多めに活躍してきた傾向があり、阪神マイルのJFや桜花賞では小ぶりの体型の馬が常に跳ね返されてきました。
馬体重440kg以下の馬がG1に出走してきた比率が、例年に比べても相当多かった年だったと思いますし、今回もそうですね。
ソダシのようなダート馬適性の方が高そうなゴツゴツした馬がトップを張れたのも、瞬発力タイプがひ弱すぎた年だったためもあったと思います。そして秋華賞の前哨戦、ローズSと紫苑Sでも、また大穴になったのは非力タイプ。
阪神に替わった秋華賞では、基礎にもっと馬力がないと、スタート後の上り坂で楽に高いポジションを取れないのではないかと予想します。展開がある程度落ち着くようだと、ミスフィガロのような脚質では勝負になりません。
JFは馬体重上位3頭がそのまま、桜花賞も470kg以上の馬が上位を占めましたが、今回の秋華賞は例年の秋華賞好走馬に比べてパワー優位にある馬に注目すべき。ソダシ以上の体重=骨量、パワーがある方から穴が出るのでは?

内枠を引いたクールキャット、ステラリアの可能性に注目しています。
クールキャットは前走のローズSで、だいぶ馬体が増えて緩かったのはありますが、スタートで変な姿勢になって行き脚がつかず、そこで抑えて慎重になったのが敗因。そもそも一歩目は出ないというのもありますが、超大トビで控えると味気ないタイプ。
重賞勝ちがあるので前哨戦で本気を出さなくても良かったという立場でしたし、直線で左右と前方を塞がれて無理せずに流していました。
今年の世代で大トビ持久力勝負、パワー勝負になれば圧倒的に有利。今回ノーマークなら、だいぶ注目したいところです。
ステラリアは何か足元の不安があったわけではないのに、超強気のローテーション。
この馬も未勝利勝ちから結構ポンポンと出世してきた馬で、クイーンSは大分運の悪い競馬でしたし、オークスは18頭立て大外枠。あんな状況から川田騎手がイチかバチかの積極策。道中のペースが厳しく裏目に出ましたが、まあ持ち味が出たわけではないですね。
忘れな草賞でエイシンヒテン相手に完勝した内容は、なかなか濃いものでしたし、あの結果を受けて、オークスで相当不利な枠なのに5番人気支持されたほど。きちんと評価されていないのは間違いないのに、かなり良い隊列で行けそう。
今回が得意な舞台と言える1頭でしょうし、十分パワーもある方です。
あとはアナザーリリックが単純に相当良い馬なので、立回りが効けばと思いますが。






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