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■中山9R ◎サインオブサクセス サインオブサクセスのデビュー戦は1000m通過が66秒3の超スローペースを馬群の中で追走し、直線は狭い所を割って一気に伸びた。序盤が遅すぎたために走破時計や能力指数では評価しづらいものの、レースセンスの良さと追われてからの反応、直線の急坂部分での脚色は高い中山適性を感じた。 中間は山元トレセンでリフレッシュ。伊藤圭三厩舎はダート優勢だが、芝でも上位人気馬の好走率は上々。中距離レースでの手綱捌きに定評がある横山武史騎手が鞍上と、キャリアの浅さ以外に不安らしい不安がないので再度の同舞台なら連勝可能とみた。 レッドランメルトは国枝厩舎×NF天栄らしく2戦目でパフォーマンスを上げてきた。ただ、あまり器用そうには思えないので中山コースでは信頼しづらい。 ---- ■阪神12R ◎フェアレストアイル △ラフリッグフェル、ディアノイア、ヴァーチャリティ フェアレストアイルは4月に同舞台で快勝。その後6月のレースを取り消して前走は5か月ぶりの実戦だった。抜群のスタートを切りながらも川田騎手が控えたのは、芝コースで調教を積むなどまだ万全の状態ではなかったからだと考えられる。今回はNFしがらきへの放牧を挟んで調教もコースでしっかりできている。状態は良化しているであろうから1勝クラス勝利時の走りが再現できるとみた。 ラフリッグフェルは、前走で先着を許したのがヴァルキュリアとブッチーニ。メンバーレベルの高いレースでの3着を評価する。今回は外枠なので、ずっと馬群の中を進んでいた前走時よりも追走は楽になるはず。ただ、「寺島厩舎の距離短縮」である前走が買い時だった感はある。 ディアノイアは未勝利戦を「上昇度A」で勝利。前走は内枠が仇となったようで、決してスムーズなレースではなかった。それでも最後まで脚を使えていたように現級上位の評価が可能。外枠ならパフォーマンスを伸ばしてきそうだ。 ヴァーチャリティは酒井学騎手の逃げ馬。すんなりとハナに立てれば。 ----



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