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阪神9R エリカ賞
◎サトノヘリオス
○フェーングロッテン
△ボルドグフーシュ、ラスマドレス
前走で快勝した馬が多く揃った重賞のような一戦。そのなかで出走間隔にゆとりがあり、2歳戦絶好調の友道厩舎の管理馬でもあるサトノヘリオスを中心視する。
前走は中京芝2000mの2歳レコード(当時)をマークしていて、2着に負かしたフェーングロッテンが次走で快勝するなど、様々な面で評価できるものだった。まだまだレース運びに幼さはあるが、それは他の有力馬にも言えることなので減点するほどでもないと判断した。
また、他の有力馬に割り引き材料があることもサトノヘリオスを本命にした理由の一つ。
ダノンブリザードは初戦時の体つきがかなり緩く映り、完成はまだまだ先という印象を受けた。中4週で大きく変わっているとは思えず、メンバー強化の今回は不発に終わるかもしれない。トゥデイイズザデイでの敗戦など、池江厩舎のリズムが悪いのも気になる。(メインのボッケリーニは有力だと思うが)
アートハウスは馬っぷりもレース振りもよく、2歳戦に強い中内田厩舎×Cデムーロ騎手なら普通に好走しそう。ただ、中内田厩舎×信楽牧場は評価がしづらい。近2年でも放牧初戦で勝ち切ったのはアートハウスの新馬戦のみで、レース後の休養放牧では未勝利となっている。放牧データを提供している身としては、メンバーが揃ったなかでアートハウスを上位には推奨しづらい。
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