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★本日のメイン

函館11R
大沼ステークス
◎03.アイオライト
○07.ロードエクレール
▲02.クロパラントゥ
△10.ダンツキャッスル

土曜日の時点でだいぶ乾くかなと思っていた函館ダートですが、意外にまだ稍重となったばかりのよう。日照もあまり強くなさそうですし、適度に脚抜き良い状況は残りそうですね。
逃げ、あるいは1列目通過が相当有利なはずです。

アイオライトは近走のレース内容が厳しすぎ。
前走栗東Sの短距離馬が大勢混じっているレースで、先手を奪うとは驚きました。スピードだけは目を惹く部分があるので、行き切っての強さを示せる条件なら。
ロードエクレールはアイオライトに比べるとそこまで出足鋭くはないので、併走逃げで息を入れられるかがカギ。
クロパラントゥは短い滞在期間で、調整がうまくいけば。この馬もどちらかというとスタミナ平凡な方。脚抜き良い状況が残っていれば。

東京11R
ウッドバイン競馬場賞パラダイスステークス
◎04.コムストックロード
○07.ルークズネスト
▲05.イーサンパンサー
△12.リレーションシップ
△11.リフレイム
△10.グレイイングリーン

かつて2007年の目黒記念で3歳馬ココナッツパンチが51kgで挑戦し、G1古豪58.5kgを背負ったポップロックと、その後生涯で重賞3勝を挙げることになるアドマイヤフジの間に割って入ったことがありました。
ポップロックと首の上げ下げを演じるほど僅差まで激走したココナッツパンチですが、その後燃え尽きたこともあったのか、OPクラスでは箸にも棒にも引っかからず、その後降級した後も1600万下条件を勝ち上がれずに終わってしまいます。
それぐらい、3歳馬が5月末〜6月の時点で古馬と合流した際に、50kgや51kgで戦えることは、能力やスタミナ性能の壁を越えられるほどに有利。

今回の出走メンバーを見渡しても、大半がOP格下レベルの馬ばかりですし、たまにダート馬も混じっているレベルです。
コムストックロード自身、現段階で3歳オープン級とは言い難い能力だと思いますが、それでもこの斤量差ならば通用してしまう水準ではないか?と思いますね。
その他、まっとうに能力を評価するならルークズネスト。
イーサンパンサーは変な条件ばかり使われていて、ベストの左回り芝1400mを全然使っていませんが、今回は戻ってきました。転厩後の2走ともに条件不利。追い切りは動いているようなので。

阪神11R
宝塚記念
◎15.ディープボンド
○01.オーソリティ
▲18.ポタジェ
△11.パンサラッサ
△07.デアリングタクト

2021年の有馬記念で上位に食い込んだディープボンドとタイトルホルダーが、その後天皇賞春で1着2着を分け合っているのですから、
古馬の中長距離G1戦線のトップは、やはりエフフォーリア筆頭にその前後で僅差の競馬をしていた馬を評価すべき…。という考えが当然だったはず。しかし、やらかしてくれましたね。エフフォーリアが大阪杯で大敗したことで、一気に難しくなりました。
中間の追い切りも、気持ち四肢の捌きが怪しく見えますし、今回は初の58kg。そもそもエフフォーリアトップという考えを否定から入るべきなのか?も悩みます。
ただ単に、そのトップ争いからエフフォーリア1頭だけが今調子悪いだけ、その他の序列を崩さず評価すればいい、となれば簡単な話なのですが。

ディープボンドは、本当に格の高いG1の単勝のことを厳密に考えなければ、相当に全体のレベルが高く、全く評価を下げる必要のない馬。
追い切りも一番良く動いていますし、実績やタフネスも問題なく、この距離自体もポジティブに評価できるはずです。この動きができるならいいでしょう、と思うのですが。
オーソリティは昨年JC2着の評価で。
あの時にそもそも通用すると正直思っていなかったのですが、G2トップクラスからG1でチャンスのある馬に性能を引き上げた部分があったはず。
海外遠征からのダメージもどうやらなさそうで、2200mの適性もこのメンバーでは大分高いはずです。
ポタジェは出足がつく条件、行き脚の差で前に行けるメンバーなら評価します。
その他で充実ぶりが素晴らしいと感じるのがパンサラッサ。タイトルホルダーと脚質がかち合いますが、それでも主張できるのはこちらでしょう。
その2021有馬記念でパンサラッサに行かれたタイトルホルダーですが、直線でリズム良く先頭に立ったとしても、決め手勝負に持ち込まれるとやや一息。やはり自分のリズムではないのでしょう。
本来の敵は後ろなのに、スピードに長けた馬が目の前にいて、リズムを狂わされる流れになるとよくないということでしょう。






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