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小倉9R マカオJCT ◎ヴェールランス △ヴァモスロード △マテンロウスカイ マテンロウスカイの前走は内枠上位かつほぼ隊列順で決まったレース。そこで上がり最速の2着を使った競馬ぶりから1勝クラスでは力上位だろう。ただ、今の小倉芝で外枠の横山典騎手では控えて差し届かない可能性も十分にある。 ヴェールランスはパドックをしなやかな動きで周回し、随所に良血馬らしいセンスの高さを感じさせる。ただ、大型馬だった父母の仔にしては前走時440キロと小柄で細身。後肢の肉付きもやや寂しく、京成杯で崩れたように冬場のタフな中山芝は適性外だった。 ヴェールランスは昨年のエリカ賞2着時が山元トレーニングセンターからの放牧帰り。崩れた京成杯は年始の開催だったためエリカ賞後に在厩で調整が進められていた。今回は十分な間隔をあけた放牧明け。牝馬二冠のスターズオンアースを出すなど好調の山元トレセン育成なら馬体の良化が見られるはずで、増えた体重は全て成長分として考えていい。 加えて今回は直線が平坦な小倉コース。開幕2週目で馬場も良好だろう。季節がら天候はレース直前まで推測しづらいものの、良馬場で行われればヴェールランスの持つ能力を遺憾なく発揮し、大外枠も克服できるとみた。 前に行ける馬としてヴァモスロードを相手に指名。 +-+-+- 福島11R 阿武隈S ◎ブレイブメジャー ○アールバロン △シンハリング ウイングレイテストはこのクラスにいる馬ではないが、休養明けはあまり走らないので見送り。自分は過去実績の方を重視するのでこのような戦績の馬は調教で動いていても評価を下げる。 ホウオウラスカーズは大外枠の差し馬で三浦騎手。発馬が下手なので誰が鞍上でも難しいと思うが、三浦騎手は先行馬でこそのイメージ。大事には至らなかったとはいえ先週の怪我の影響も気になる。 相対的に浮上するのが印を打った3頭。予想時は雨が降る想定だったので、小回りで時計の掛かる馬場が合いそうなブレイブメジャーを上に取った。 アールバロンの前走はオークスデーの東京芝。決して内前が有利ではないなかでの逃げ切りで、昇級戦を苦にしないとみた。 シンハリングは国枝厩舎×NF天栄×牝馬。枠もいいし菅原明騎手もいい。



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