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札幌11R 札幌記念
◎ジャックドール
△パンサラッサ、ユーバーレーベン、ソダシ、グローリーヴェイズ
大阪杯でのジャックドールは内から主張してアフリカンゴールドやレイパパレにハナを譲らず。中盤は多少息を入れられたものの、2ハロン目のレースラップが10秒3と極めて速かったことが尾を引いて最後の200mで脚色が鈍った。ただ、これまでに好走がなかった前傾ラップでもGT5着に走れたのは大きな収穫だったといえる。
また、大阪杯は決して楽なローテーションではなかった。金鯱賞を1分57秒2と速い時計で走ってから中2週で初めてのGT挑戦。右回りを走るのは久しぶりで57キロの斤量を背負うのも初めて。余力が大事な現代GTにおいては凡走もやむなしだった。
大阪杯後、ジャックドールは吉澤ステーブルWESTで休養。放牧を挟んで充電は100%。栗東と函館で十分乗り込まれており、太くて力を出せないことはない。2番手からの競馬でも力を発揮できるので、パンサラッサのHペース逃げに付き合わずマイペースで運べれば。
パンサラッサは距離短縮かつローカル替わり。前走はさすがに暴走だったので、得意条件ならドバイで見せた以上のパフォーマンスを出せてもいい。
ユーバーレーベンは瞬発力ではGT級に劣るが、ドバイであれだけ走れるのだから力はある。札幌は合っていそう。
ソダシは昨年は軽量かつ距離短縮だった。それが今年は斤量増+距離延長ローテだから気性的にも適性的にも難しいはず。スペシャルな馬なので無印にはできないが評価としてはかなり低め。
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