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★本日のメイン

中山11R
ディセンバーステークス
◎07.エイシンチラー
○02.ショウナンマグマ
▲14.ウイングレイテスト
△16.コスモカレンドゥラ
△11.ヴィクティファルス
△08.ノルカソルカ

エイシンチラーは、あそこまで1800mの競馬ぶりが素晴らしいのに、なぜだかOPに上がってから1800mをやたら避けますね…。
いや、ちゃんと強いと思いますよ。ピッチの速い走りをして馬込も苦にしません。ある程度展開が落ち着く一瞬脚勝負でこそ、良さが出るタイプでしょう。
ショウナンマグマは決して調子が上向いてきたとは言いませんが、渋い馬場や1800m自体が大得意で、単騎逃げ出来るメンバーおまけに絶好枠。さすがに良い条件が揃ったと思います。見直すべき場面でしょう。
サクラトゥジュールやロングランが間に合うほど、馬場が悪化しているわけでもなく、さすがにまだ隊列を重視しなければいけない程度の馬場状態だと思います。

中京11R
コールドムーンステークス
◎03.タイセイサムソン
○16.ディサーニング
▲05.ヴァニラアイス
△01.クリノフラッシュ
△02.ゴールドパラディン
△11.グレートウォリアー

近走、古馬ダートOPの番組で好走したのがタイセイサムソンぐらい。
3歳馬も不在ですし、近走不振続きの古馬だらけ。だいぶレベルの低いメンバーだと思います。
こういう場面だからこそ、ポンと逃げられたり先行できた馬の有利は大きいはず。
勢いが落ちてないタイセイサムソンは真っ当に評価すべきだと思いますが、中京のダートコースで先行押し切りを数回決めている履歴のある馬は注意。

ディサーニングは中京のダート1400mだと大崩れしたことがない馬。
ヴァニラアイスも、トモに幅があまりない馬ですが、中京だと勢いがつきます。
クリノフラッシュは、前走結構出来良く見せました。最内枠を生かせば、この距離でも主張できるかも。

阪神11R
朝日杯フューチュリティステークス
◎03.オールパルフェ
○14.レイベリング
▲18.エンファサイズ
△02.ドルチェモア

ディープインパクト産駒が徐々に2歳戦線から勢いを失い始め、サンデーサイレンスのひ孫世代が主流となっていく中、牡馬は真の意味で瞬発力に優れた馬が、どんどんいなくなっているようですね。
今シーズン2022年の2歳芝重賞戦線は、差し脚質で重賞を勝ったのが牝馬ばかり。牡馬が差して重賞を勝ったのは、小倉2歳Sのロンドンタウンだけです。
あれだってスタートで後手を踏んでから追い込みがドはまりした格好ですし、ローカル短距離でメンバーのレベルもだいぶ低い所での話。

今シーズンの重賞勝ち馬は、牝馬なら先週の阪神JF、牡馬なら朝日杯FSに一堂に会するわけですが、牡馬の重賞勝ち馬はガッチリしたタイプの先行馬ばかり。
オールパルフェ、オオバンブルマイ、ドルチェモアの馬体を比較しても、手先のバネ・反発力が良いというより、トモ幅が分厚く腰がしっかりしている傾向。牡馬に比べてパーツの細い牝馬しか、直線で弾ける脚を使えていないんです。
しかも、弾ける脚を使っていいところの重賞を勝った牝馬が阪神FSでどうなったか。みんながみんな反動出まくって、本番で馬体が痩せ、雁首揃えて討ち死にしました。
サンデーサイレンス直系としての持ち味を若い内に発揮させようとすると、体がまだ固まっていない、鍛錬が追い付いていない2歳時にやらせようとしても、上手くかみ合わず不発に終わるか、体が耐えられず反動が大きく出てしまうと。
やはり単純に、世代を経るごとに「サンデーらしさ」「サンデーとしての軽さ」は、徐々に失われつつあるのではないかと思います。

阪神JFでも重賞勝ち馬の直前追い切りが低調すぎることを不審に思いましたが、朝日杯の直前追い切りも、活きが良い馬と落ち目の馬とで結構ハッキリしています。
顕著に良く見えたのは、まだタフな競馬を経験していない1戦1勝馬の2頭。レイベリングとエンファサイズ、どちらも新馬戦は甘々の馬体で出て勝った馬です。一気に寒くなった時期でも、キツイ鍛錬を課すことができる伸びしろがあるということでしょうね。
また同時に、重賞で好走した馬はたった1カ月ちょいの間隔だと、反動がなかなか抜けてこない実情がある、ともいえるのでは。
重賞勝ち馬でちょっとマシな動きができていたのは、オールパルフェとドルチェモア。
オールパルフェは筋力がだいぶ充実している印象ですし、例年であれば不利な脚質と言える逃げ戦法も、今シーズンの「差し性能低下」のムードの中であれば、大いに強みにできそう。当日どこまで集中力を保つことができるか。
ドルチェモアはセンスのいい動きをしていたと思うのですが、サウジアラビアRCは輸送で馬体重を減らしたというよりも、仕上げを詰めて絞って勝ったと解釈しているので、それこそ当日どんなものかという所です。

ダノンタッチダウンは、現状あんなものだろうと。
腰がハマらず飛節も硬い現状、筋力の強さで良く走っている方だと思いますが、540kg近い巨体でスタート出遅れて競馬が体力任せ。それは多頭数になったら厳しいでしょう…。






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