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★本日のメイン
函館11R
TVh杯
◎09.モリノドリーム
○01.オードゥメール
▲06.アップリバー
△05.タイセイグラシア
△02.カフジテトラゴン

まだ3勝クラスは3歳馬が合流した番組が少ないのですが、このレースも同様。
そのうえで函館滞在組の折り返しが多いハンデ戦。
函館はまだAコースを使っているので、馬場の内外の有利がだいぶ違いそう。
当日の状況を見ながら判断したいところです。

モリノドリームは前走の函館日刊スポーツ杯、良い仕上がりでした。
レース内容も素直に良かったと思います。これで昇級して54kgですからね。他の馬との兼ね合いを考えると、ダッシュ争いでも有利になるのでは。
オードゥメールは能力あります。53kgなのはだいぶ軽いと感じました。本来追い込み寄りの脚質でもないので、最内枠はプラスにしてほしいタイプ。
前走まともにスタートを切っていましたし、道中控えすぎでしょう。1列前、目の前にいた隣枠のシュバルツカイザーが馬群を捌いて差し切ったわけで。上がり性能は本来足りるはず。
アップリバーは前走大幅増で生涯最高馬体重。滞在で気持ちもだいぶ整ったように感じました。パドックでピタリ落ち着いていて、腰の支えもしっかりしていましたね。これまで強気に主張はせず相手に合わせるタイプでしたがそれでは結果が出ておらず、強気に行ききって結果が出ました。
前走の時点で斤量がそもそも軽かったので、状況は楽ではないと思いますが、それでも体調の良さを評価して。
タイセイグラシアは函館Wでの今週一番時計でしょうか?そこまで追い切りでビシバシ動くタイプではなかったように記憶していたので、ちょっと当日の仕上がりは確認しておきたいところ。

中京11R
白川郷ステークス
◎01.アスクコンナモンダ
○08.ヴィルヘルム
▲02.シュヴェルトライテ
△03.ベルクレスタ

中京競馬場は馬場状態こそ良好ですが、少々軟い馬場設定のところに水曜日から続く雨模様。土曜日もだいぶ降るそうですね。開幕初日から芝のダメージが随分キツそうな開催となりそうです。
一応土曜日は、速い時計は出なくても、素直に内を通る有利が大きい状況ではないかと思います。逃げ馬候補に注意。

アスクコンナモンダはだいぶトモの寂しいフォルムをしているタイプですが、こういうパーツ細目で脚の回転だけ速いというキャラの方が中京向き。馬場がかなり重たくなりすぎなければ、それなりに走ると思います。直前の追い切りもまともに動いていました。
ヴィルヘルムも体型的には中京がいいタイプ。逃げなくても競馬になるはずですが…。前走の納屋橋Sを3連勝で制したママコチャは、その後OPを勝っています。ヴィルヘルムがこのクラスで能力低い方だとは思いません。
3勝クラスで力が足りていて、近2走もほとんど仕掛けがワンテンポズレただけの着差なのに、唐突に大きく人気を落としたシュヴェルトライテ辺りは気になる所ですが。

クルゼイロドスルはジュニアCの勝ちっぷりは確かに良かったのですが、負かした相手のレベルが非常に低いです。あの時点から馬体も大きく成長していないとここでは足りないのに、かなり人気している方なのが気になります。それと、ちゃんと勝つつもりの仕上がりで来るのかどうか。スタート決まったとしても控える、勉強させるなんて話も聞きましたが…。

福島11R
鶴ヶ城ステークス
◎08.カズブレスト
○11.レッドラパルマ
▲06.スノーグレース
△01.ヴェイルネビュラ
△03.リリーミニスター
△13.エアサージュ

福島競馬場は今週ずっとどんよりとした天候が続いていた割に、雨自体はあまり降っていなかったようで、土曜日もそこまで降らない様子。
とは言えそこまで暑さもなく、時折雨がパラつく可能性があるというぐらいだそうです。
あんまりスタミナが大事という状況でもないでしょう。前に行った馬が止まりにくい、隊列勝負のような気配がしますが…。

カズブレストは地方のダート連勝から再転入し、ここまでダート1400mしか使っていない馬。飛節がまっすぐで背丈があり、馬体重に見合う馬力が十分にあるタイプですが、別に1700mどころか1800mでも大丈夫なのでは?と感じます。
前走の麦秋Sはスタートで躓いて明らかにリズムを崩したもの。しかも自身ではかつて走ったことのない、1400m1分23秒台前半の超高速決着でした。まあ厳しすぎたと思います。パワー系大トビなので、惰性が大事なはず。スンナリスタートを決めて先行すれば。
その他隊列を重点に予想するなら、リリーミニスターにスノーグレース。リリーミニスターは改善余地が大幅にある馬体をしていて転厩2戦目でどうか、というところですが、スノーグレースは間違いなく今季好調。
ダルダルに間延びしていた体つきが3走前にシャキッとして、出遅れが改善されて競馬ぶり一変。外枠だけのタイプかと思いきやスタートも決まり始め、スピード重視の馬場でも楽々追走できるようになりました。ここでも逃げられるようなら。
レッドラパルマはおそらく単純な地力上位ではないかと思っているのですが、やけに騎手を選ぶタイプで癖の強さがあり、日本人騎手だと全くダメ。
ここ最近は仕掛けが変なのか条件が合っていないのか、最後の踏ん張りが微妙。小回りでちゃんと変われるかどうかですね。履歴を見ると決して1700m得意とは見えませんが…。

エアサージュの父はポイントオブエントリー。ロベルト→ダイナフォーマーと続いた辺りまではゴリゴリのパワータイプなのですが、ポイントオブエントリーの産駒は芝で走るタイプばかりですね。ダートを走れそうに見えても、別にダートで性能が上がるキャラではない、ロベルト系にありがちな馬かもしれません。
そもそも休みが長引いた理由が屈腱炎+蟻洞。戸崎騎手を乗せはしているものの、前向きなダート出走ではなさそうに見えます。前日売りが意外に強いんですけれども。







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