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★本日のメイン

京都11R
シンザン記念
◎05.ノーブルロジャー
○17.ナイトスラッガー
▲07.タイキヴァンクール
△03.タイセイレスポンス
△12.ケープバール
△18.メイショウサチダケ

京都金杯の結果こそ、Aコースの絶好馬場で内ラチ沿い優勢の結果が出ましたが、2日目になってすぐ外差しが届くようになっていましたし、日曜日の夜中には雪が降って少し積もったそうですね。
開催自体が危ぶまれることはありませんでしたが、馬場の悪化は一気に進むのではないか、と思います。
まだ体が出来上がってない年明け3歳馬にとっては、タフな状況かも知れません。(一応、月曜日の朝発表では良馬場のようですが。)体格がないタイプ、完歩が小さすぎるタイプはだいぶ厳しいかも。

また、以前はサンデーサイレンス系1強だった重賞戦線も遥か昔の話になり、昨年の3歳G1もドゥラメンテ産駒にほとんど奪われ、ダービーはサトノクラウン産駒。
サンデーサイレンスのひ孫が格上げ戦になかなか通用しなくなってきた…という衰えと解釈すべきではなく、別系統の血統の方に活力が出てきたと考えるべき。
及第点の競馬はできても重賞になると突き抜けなくなったサンデー系よりも、新鮮味のある血脈を評価した方が良い時期だと思います。
むしろサンデー系は勝ちっぷりを評価して昇級直後重賞初戦に狙うのではなく、ある程度上のクラスで揉まれて評価が追い付かなくなった後に狙う方が良いのでは。

ノーブルロジャーは結構四肢が素直に出てだいぶ歩様の軽い造りをしていました。馬力がすごいタイプではなく、パーツが軽くて脚を早く動かせるという印象。
同じ父親のパレスマリス産駒で、朝日杯を制したジャンタルマンタルがいますし、サンデーサイレンスとは別に、相手が強化されても対応できるような、クラスの壁を突破できる特殊な資質がある血統なのではないか、と思っています。
新馬戦の内容は他と比べて見劣りはしますが、追い切りの動きは格段に良く見えましたし、スナップを利かせた走りができています。パドックで並べて、だいぶ良く見える方では?と考えます。

エコロブルームやショーマンフリートが人気のようですね。
確かにどちらも高いパフォーマンスで勝ち上がってきましたが、エコロブルームは飛節が硬すぎ、ショーマンフリートはやたらと腰が甘すぎる辺り。体型的に大きな弱点があり、それがすぐ改善されるのかどうか気になる所です。時間が結構掛かるタイプじゃないかと思っているのですが…。

中山11R
カーバンクルステークス
◎11.リバーラ
○01.グレイトゲイナー
▲16.オールパルフェ
△12.モリノドリーム
△08.ファロロジー
△10.ロードベイリーフ

斤量を背負っている馬同士の比較ならグレイトゲイナー、実績のない馬で巻き返すならリバーラかオールパルフェと思っています。

リバーラはファンタジーSで運良く勝てましたが、ギリギリ持たせた印象はありました。阪神JFはさすがに厳しく、次走のフィリーズレヴューも自分のリズムで走れず。1200mに戻って…と思われた函館SSは途中バカついて掛かり先頭に出てしまうと。
だいぶ乗り難しいタイプなのは事実ですが、スピードが勝ったタイプなのは確かで、体力面で通用する相手にスンナリ行ければ違うはず。
オールパルフェは本当にいい馬体なのですが、レースで集中力が全く続きません。距離を縮めて控える競馬になってから、何とか対応できないかと。

シナモンスティックは大分ひ弱なタイプで、平坦なら持久力を維持できるのですが、坂のあるコースだと厳しいかも。今回は牝馬なのに57kg、牡馬換算で実質59kg。ハナを叩くために脚を使った時点でだいぶ厳しいのではないかと。







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