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★本日のメイン

新潟11R
三条ステークス
◎08.プメハナ
○01.フォレストキャット
▲06.ミファヴォリート
△13.ピースオブザライフ
△03.メイショウオーロラ

近走大敗続きの馬と、前走1着馬+前走復調気配を見せたフォレストキャットという組み合わせに見えます。
負け続きの馬がこの条件で巻き返すには、たまたまポンと出られて誰も追いかけなかったというパターンしか思いつきませんし、それはちょっと直前で馬体を見ないとピンとこない所があるので、前走1着馬の取捨をしてからですね。
一番内容が濃いと思ったのはプメハナ。直線で結構狭い間を通して伸びてきた根性も素晴らしいのですが、どちらかというと道中進出していくタイミングがなくて、勝負所で絞りすぎた乗り方が気になりました。
展開が悪かったにしても、何もしなさすぎで4コーナーでもまだ先に入られるのはどういうこと?という感じです。馬が気を抜く所があるのか、扱いが難しいのか…。後方から運ぶことが多いにしても、他の馬の動きに怯んでいるシーンも過去走ではありましたし、能力があるにしても、気性的に悩む所があるんでしょう。ポテンシャルの高さを評価して。
フォレストキャットは、プメハナの前走と結構似たような内容の2着。他の馬が仕掛けた時にまだ動けず、4コーナーでは馬群の後ろに下がるまで遅れたのですが、コーナーでの捌きが見事で大外をぶん回した馬に対しては盛り返せた、という伸び方でした。
脚の形も新潟に合っているように思いますし、前向きさはあるので、今回も確り走れるとは思うんですが。
ミファヴォリートは前走流れが厳しすぎ、直線手応えあったのに馬群の内で詰まる悲惨な内容。素直に見直せるはず。先行できれば。

京都11R
ユニコーンステークス
◎04.ミッキーファイト
○14.ピュアキアン
▲08.ラオラシオン
△05.ラムジェット
△09.サトノエピック

今年の3歳ダート戦線は、決してレベルが低いとは思っていないんですが、やけに1番人気に評価される馬がアテにしにくく、人気薄に逆転されるシーンが多いな、と感じています。
今回ユニコーンSに出走してきた馬は、1勝クラスを1番2番人気以外で勝ってきた馬がやたら多くないですか?パドックを見ても見るからにダートの上級馬という雰囲気を持つ大型馬の単純数が少なく、一癖二癖ある穴馬タイプの比率が多いように感じてます。
今年の3歳ダートOP以上のレースが4鞍あるんですが、4鞍全てで4番人気以下の馬が勝っているんですね。
同様に地方交流重賞も似たようなムード。1月のブルーバードC、2月の雲取賞、3月の京浜盃すべてで1番人気がコケました。2日前に行われた羽田盃でやっと1番人気連敗記録がアマンテビアンコによって途絶えましたが、人気を集めやすいタイプが妙にコケやすい世代なんじゃないかと、警戒しています。
そう感じていた矢先にユニコーンSの京都移行初施行。ダート1900mフルゲート。条件が変わったというだけでなく、そもそもダート1900mを経験したことすらない騎手が結構多いというのも、不安を掻き立てます。大荒れ必至の雰囲気を、かなり感じるのですが。

期待が大分あるのはミッキーファイト。ただ、12月時点で相当良い勝ち方をして、負かした相手ものちの地方交流重賞勝ち馬だとは言え、540kg以上もあるずんぐりした筋肉質タイプで、休み明けで関西遠征の特殊な長距離に向かうのは、やっぱり不安は感じます。体型的にはまっすぐな飛節をしている方ですし、条件に合っていると思うんですが。
ピュアキアンは今回出走しているメンバー3頭相手に中山ダート1800mで打ち負かされた馬ですが、先行馬の割にそこまで器用さがなくて、中山ダートがあまり向いていなかったのでは?と思っている1頭。デキの良さは文句なし、充実はしていると思うので、外枠から揉まれず運ぶことができれば。
ラオラシオンはこのクラスでも足りる馬だと思っているんですが、前走伏竜S4着は当時の馬場が変だったのでは…と怪しんでいます。内ラチ沿いがかなり有利な状況で、外ばかり回らされる不利があったかも。本来はもうちょっとやれるはず。

ムルソーは前走負かした相手もそこまで強くはなさそうで、体型も別に…な印象。
チークピーシズを装着して逃げて強いタイプ、同型が揃うといかにも脆そうに見えますが?

東京11R
青葉賞
◎15.ショウナンラプンタ
○10.ウインマクシマム
▲13.マーシャルポイント
△08.パワーホール
△14.コスモブッドレア

これはまた、強烈に難しいメンバーですね…。
弱いメンバーだとしても、大抵2分25秒台で決着するレースですし、昨年は2分23秒台に乗っていて、馬場状態も良好なら持ち時計を大幅に更新する成長力も必要となるレースだと思っています。

成長の余地とは何なのかと言えば、緊張できていなかったものが緊張できるようになったということ。速く走るために必須の要素、筋肉量や体格の良さを持っていたとしても、しばらくはそれを持て余すシーズンが続き、前走辺りで見違えるほどシャキッと整った、という様子を評価したいところです。
真っ先に目につくのはショウナンラプンタでしょうか。新馬デビュー時に520kgもあって、皮膚の厚いずんぐりした造りで重賞戦線を戦っていましたが、前走休み明けで出てきたゆきやなぎ賞でさらに大幅増。そのうえで、トモの張りも改善し後肢の捌きが大分素軽くなったように感じました。
少頭数で相当ゆったりした展開になり、上がり3F勝負になったのですが、馬場の良い外を通ったヴェローチェエラ相手に態勢不利になりつつも、叩き合いで盛り返しての勝利。自己最速の上がりを記録できたことも大きく、以前と違う内容をちゃんと示せたのではないか、と思います。広いコースはなお歓迎だと思うので。
ウインマクシマムは前走の勝ち方良し。ゆりかもめ賞の時はまだ馬体甘めの部分がありましたが、今回おそらくもうちょっと良くなりそう。追い切りの動きも前走時より良かったと思いますし、上がりに対応できる逃げ馬という強みを生かせれば。
マーシャルポイントは前走こそ先手を奪っての押し切りでしたが、本来は未勝利当時のように差しても大丈夫なタイプ。負かした相手はその後の重賞勝ち馬、自身も距離が持つタイプだとは思うので。

シュガークンはあまり良い馬に見えませんでした。大寒桜賞は馬場状態に恵まれたはず。高松宮記念の日は強い雨の影響とやけに速い馬場で、コーナー外を回った馬がほぼ全滅していましたね。脚質が大事な日でしたし、あまり強さをちゃんと示した内容とは言えないのでは?
ヘデントールはコンパクトなタイプで今回の条件は良くなさそう。オシェア騎手が本当に心配で心配で…。








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