新聞だけで予想をしよう  2005年04月30日

今週は自分が直前情報担当です。よろしくお願いします。
デザーモが凄すぎですね。2日で14鞍乗って6勝2着3回、連対率.643ですよ。その中で1番人気の馬に乗ったのが2つだけなのに。
久々にしょっぱなからブチ切れてる外人が来ましたね。あいにく自分は馬券の邪魔ばっかりされる方でしたが…
ただもちろんパドック点は鞍上関係ナシに印付けるんで、そこら辺は考慮してください。


東京5R

◎14.フレンチビキニ
◎10.オレンジハーベスト

東京6R

◎1.レイジ

今の未勝利のレベルが落ち切ってるという話を含めての考えで。
昨年も指摘しましたが、府中開催の芝を待ってのサンデー産駒初出走は全買い。
通常レベルの芝でまともに勝負にならない馬が相手であれば、まともに仕上がれば十分でしょう。
ただレイジの方は12月から乗り込んでてなぜここまで掛かったのか、何か隠してんじゃないのと言う方が実は興味津々ですが。
それでもデザーモの免許交付前の22日に調教で手合わせしてますし、体勢としては万全なんでしょう。多分。…多分。


★本日のメイン

東京11R 青葉賞

◎4.チョウサン
◎5.ニューヨークカフェ
○1.ダンツキッチョウ
○15.コスモオースティン

おいおいアスカロンどこ行ったのよ!
え?プリンシパル?

結構長い間未勝利や500万程度で手こずっていたり、あるいは始動がそもそも遅い馬が集まってます。
これらのレベルが重賞クラスに届いてなければ、実績比べてダンツキッチョウとコスモオースティンでアッサリ決まるでしょう。隊列の前目を固めますし、距離も大丈夫なのを示していて決め脚もちゃんとあって終いも相当しつこい2頭ですしね。
で、この2頭のレベルに一体誰が届いているのかを当日考えれば済むわけです。
フローラSの時も言いましたが、少々過去歴度外視してでもこの時期の3歳はグングン調子を上げてくる、「前走に比べ大幅に良くなってきている・伸びしろを見せている」馬を選ぶのが鉄則。
レースパイロットは同じ馬じゃないだろってぐらいに良くなってたのは驚きましたよ。本当に。あれは素直に謝りました。この短期間で幅が違うぞってぐらいに大きく見せましたし、これこそ馬が変わるっていう見本だと思いました。オークス断念の正式発表はしてないようですが、捻挫は大いに残念ですよ…。
ああいう上積みを大いに見せる馬であれば、と言う考え方で。

また、体型としての長距離適性に過剰にこだわるのも考え物で、このレースってイングランディーレやウインジェネラーレ、昨年なんかもデルタブルースが出てたりしてます。しかし現時点の仕上がりの差で間に合ってないと言うのが実情。
厩舎の方で「明らかに距離伸びていいはず」と素材的に考えている馬だとしても、「今、一番伸びている馬」でないとさすがにダービーの前哨戦のG2クラスには「高いレベルで差し脚長くを競う」と言う意味ではまだ完成してないんですね。
そういう意味でも、芝でちゃんと結果を出してたり、500万ぐらいはもうすでにクリアしてたりという馬でないといけないのは事実。
ただ、半年後の菊花賞を占う上でこのレースを見ておく、というのは頭の片隅にでも置いておくべきでしょうね。可能性としてはホオキパウェーブとデルタブルースが出ていたわけですから。

で、関西は知らないのでまあ当日考えるとして、関東から推したいのはこの◎2頭。
もちろんブレーヴハートのように芝未勝利だったり(まだダートの走りのまま)、サトノケンシロウのように4回コーナー未経験(走りが硬くて超長距離用のタメを作るのが難しい形)という馬を除いて、の話です。
チョウサン見てると前脚が、ニューヨークカフェ見てると後ろ脚の運びがかなり心許ないんですが、この2頭は3月以降に暖かくなってからかなり馬が良くなってきてました。
チョウサンは菊花賞辺り面白い馬かもしれないので先々まで考えたいですね。

ただ、普通青葉賞ともなれば社台・ノーザン系の馬が黙ってないはずなんですが…今年はどうなんでしょう。
ブレーヴハートは芝で決め手が出るような走りには全然なってないんでね。


京都11R 洛陽ステークス

◎10.マイケルバローズ
○9.ポジションワン
△1.マイネサマンサ

特に極端な馬場でもなく、標準的に差しも決まるようです。
徹底的に平均ペースになる京都1400mで差しが決まるのなら、小細工が全く通用しない世界なので皆に評価されやすい指標で単純に強い馬=1番人気が普通に来ると思います。
実際このレース、追い込み馬なのに格上げ即でエセ1番人気になってしまった昨年のハッピートゥモロー除けば、ハンデ戦の時期含めて1番人気が強いレースなんで。
相手は当日次第。でも多分大穴はなく人気馬の範疇のはず。
シルクブラボーはいい馬かもしれませんが、現時点で途上の場合だとそういう舞台では買いレベルまでに達する強調材料がまだ足りないでしょう。


新潟11R 新・新潟市制施行記念

◎5.ステキプレゼント
○9.レイズアンドコール
△1.トーセンザオー

フツーに考えて平坦の新潟の1200mなんで中京走る馬でいいでしょー…
とか思ったら何ですか?ハンデ戦?トーセンザオーの58kgってトップハンデ?58kg自体は問題ないとしても他が軽すぎですね。
それと馬場情報見たら「野芝の生育が旺盛で芝丈6(〜8)cm」って、メチャメチャスピード馬場じゃないですか。こんなん前止まらんでしょ。
愛・地球博記念の頃の中京がかなり時計掛かった開催ですから、あんまその内容も今回信用置けません。
決着時計7秒台を想定するような考え方をしましょう。
なので、今回出走してる馬の中で考えるのなら、小倉の帆柱山特別。このレースに出てた馬今回多いですね。ここでトップハンデで3着だったホウライウォニングよりも前にいる可能性のある馬を考えましょう。
本当は持ち時計があって馬格のある先行脚質のスピード馬が内枠、というのが理想なんですけど、かなり小柄な馬多いですね。確りしてない馬も多いし。
これならステキプレゼントが粘るでしょう。

穴は…内枠の差し馬でそれっぽい馬はどれも時計持ってませんから、やっぱり前行けて軽い馬で。
ホウライウォニングは骨太目で大跳びの一本調子タイプで、やっぱり時計掛からないと上の着順来ないので。